年に一度、野生の蛇貼る回。
まあ、この時のちゃんとしたカットは然るべき時に然るべき場所で使う予定なので今回は記録写真のみなんだけどもな。
さて。
真夏の深夜だと言うのに樹上で何やらモゾモゾと探している様子のアオダイショウがいた。
木の洞やめくれに頭ずぼずぼ突っ込んでは顔を出し…
「あるぇ?おっかしいなぁ…」みたいな顔がなんか可愛い。
じっくり観察したかったので、ライトを消し、気配を殺して、フラッシュは死角になる位置にセット。なるべく挙動を小さくしつつ木になったつもりでそのまま眺めていると、一通り洞やめくれをチェックし終わって…
ぬるぬる降りて来た。
登っていた木に用がなくなったのか、どうやら隣の笹に移りたい模様。
がしかし。
華奢だけど撓る笹。
掴もうとした笹がばいーんとはねてビビるアオダイショウ。
可愛過ぎんか…。
暫く笹にトライするものの、上手く渡れず、ついにはひたすら木になりきっている(つもりの)僕の方に向き直り…
目の前までコンニチワ。
別に僕が降りたくなる側の進路妨害してたとかじゃなくて、木の裏側の方がむしろ簡単に降りられる環境。本気で僕に気付いてなかった(or気にする対象じゃなかった)説。
ちなみにここまで全てフルサイズの60mm、ノートリである。
距離の近さよ…。
などと思っていたら、この直後に、カメラ持ってる僕の右腕ににょろにょろ登って来た。撮影できんがな(笑)
二の腕辺りまで登った時点で「アレ?コレもしかして木じゃなくね?」みたいな顔してUターン。
ああ、はっぴー。
ちなみにこの様子は笑いを堪えるのに必死なにわか氏が終始撮っていたと思うので、もしかしたらどっかに貼られるかもしれない。知らんけど。