昨日の涼しさは何だったのかと言う位恐ろしく暑い一日でした。週末には台風の影響か、一旦温度が落ち着くようですが今はまだ7月。8月が怖すぎる…。
それはそうと、夕方は見事に焼けてましたね。大阪の方でも綺麗な夕焼けが見れたとか。いかにも夏らしい情景でした。

夜の部の方はと言うと、日没過ぎても気温が全然下がって行かず、日付変わる頃でも30度と言う熱帯夜。熱帯にこんな蒸し暑くて不快な夜があるのかと言う感じはしなくもないが、兎にも角にもアツイ。冷涼な地域で産まれた僕的には厳しい気候だけど、自分の体調的に厳しい時は良い物が多いと言う事でまたしてもうろうろ。
すると、灯火以外では初めてかも知れないスズメガが。

ホソバスズメ(D750 + 35mm)
普段全然スズメガなんて出会わないので、これは嬉しい遭遇でした。ちなみにホソバスズメには類似種としてアジアホソバ、モンホソバ、フトオビホソバがいるけれど、見慣れるまではどこで見分けるのかさっぱりだった。最近になってようやく見慣れて来たのでサクッと触れておこう。極力似たようなアングルの写真を掘り出してみたので見比べて欲しい。

まずはわかりやすいフトオビホソバ。

御覧の通り、前翅に太く濃い帯状の模様が入る。流石にこれは慣れれば一発のはず。

次にややこしいアジアホソバとモンホソバ。

蛾慣れした方には簡単かも知れないが、知らないで見ると同種にしか見えない。どこをどう見分けるんだ…と言うと…

赤で囲ったAの部分、前翅にある波状の模様の濃淡が一つ目の判断材料。基本的に薄い方がアジアで、濃い方がモン。
もう一つは、青で囲ったBの部分。前翅外縁の模様が弓なりの曲線ならアジア、山型ならモンと言う具合。
ちなみに普通のホソバスズメはAの部分の模様が全くないのでわかりやすいが、いずれもスレてしまうと見分けが困難になる模様。

同定はここまでにして、とりあえず今日は虫多めの日だったので、節操なく垂れ流そう。

路上をモソモソ歩く幼虫がいて、なんだろなーと思ってたんだけど、帰って調べたらこいつがイラガの幼虫だったのか…!触らなくてよかった…。一応路上じゃ不憫だなあと思って枝を箸のようにして隅っこに捨てて置いたけども(笑)

あとは今日もモリアオがいっぱいわちゃわちゃしてた。可愛いので色んな撮影して遊ばせて貰った。特に3枚目は、あえて平面的と言うか絵画的と言うか、そんな仕上がりを目標に撮ってみたカットなので是非見て欲しいかも。

個人的には繁殖期より今の方が断然出会いやすくて楽しい。繁殖期は我が地域ではボートでも出さない限り手の届く所にいない事が多いけど、今なら接触ギリギリまで近寄らせて貰えるスーパーサービスタイム。そう言えば竹風呂蛙に会ったのも暑い夜だったっけ。

あとは甲虫もいろいろ。

同定自信ないけど上は多分ネブトクワガタかなあ。ミヤマクワガタの方はちょっと大きかった気がするけどどうだろう。スケールの類が無かったので適当にLEDライトと比べてみたので後でサイズ計ってみるつもり→計ったところ約56-58mmぐらいでした。まあまあ?LEDと言えば、どちらも街灯(LED)に来てました。

最後はまたなんかわからん幼虫。

毛がめちゃ長い…。漂うオーラが触るなと言っているけど、結局どうなんだろうなあ。

ってなところでおしまい。

 

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