クツワムシ…でいいんだよな。たぶん。ガチャガチャよく鳴く虫と言う印象だけど、姿は意外と見かけん気もせんでも。って言うか褐色型初めて見たわ。

で、今日は何の話しよーかなー。と考えてたんだけど、まずは今日のフィールドの話からしようかね。後半に機材と写真の話と。

あ、途中ちょっとヌメヌメしたモノの写真出てくるので、苦手っぽい人は早めに撤収推奨。まあ僕は山で見つけた物適当に撮って貼るだけなので、山で普通に起こってそうな事が苦手って人はそもそもこのブログ向いてないとは思うので、基本的に以後そう言う配慮はしないぞ。

ってな訳でぼちぼち。

今日はなんか低い人工物にセミが良くついている日だった。2枚目の方はミンミンだろうかね。胸部の色が綺麗だ。

昨日カマキリの羽化を見た場所では成虫がいた。昨日の個体だったりしないかな、なんてちょっと思ったけど色味が全然違うか。色変わるとか言われたら知らんけど。

なんとかアオゴミムシの類。割と綺麗で良いと思うんだけど、ゴミムシってなあ…。虫に疎い僕らからするとオサムシとそう変わらんやんけって思ったりするんだが、虫屋がこいつら見た時の反応の冷たさと言ったら…。不憫だ。

これは水銀灯の真下に産み付けられたヤママユの卵。卵見ても全然わからん僕がなぜ言い切れるかって言うと、頑張って産んだんだろうなと思しき雌が真下で力尽きてたから。一生懸命生きて、次の世代に繋げて散っていく様は美しい。まあでも死んだ生物の写真は貼らぬけども。

さて、ヌメヌメ。もとい、ヤマナメクジの交尾らしい。枯葉の上で交尾していたので、最初本体が視界に入ってこず、白いキノコかなんかに見えたんよね。真上から見ると綺麗な円形になってた。この辺はカタツムリとかとは全然違うんだなあ。ヤマナメクジ自体は湿った山に入ってれば結構な頻度で見るけど、交尾は初めて見たな。

こっちはオオゲジ脱皮。1000日連続フィールドとか言ってた時も含めて合計4回7個体の脱皮を見たけど、僕の中でこいつらが脱皮する気象条件ってのはなんか明確になった。気がする。たった7個体で…wって感じなので強くは言わないけど、今のところ全部同じ気象条件なので、今後にも注目したいかな。流石に感動も薄れてきて、写真は適当。まあでも脱ぎたての青いのは綺麗よ。まじで。

今年は本格的な夏が遅かった感じあって、カラスウリもやっと咲いたか、って感じ。カラスウリと言えば蛾による吸蜜がよく言われるけど、僕は一回も見た事無いぞ。3年毎日行ってたのに。カラスウリどころか、マツヨイグサや樹液にスズメガが来てる所一回も見た事無いんだよね。僕が吸蜜見た事あるのはたった2回で、1つはスイカズラに来たキイロスズメ。もう一つはなんだっけ、秋ぐらいに咲く赤っぽいオレンジの極小朝顔みたいなやつ…名前どわすれしたけど、アレに来てるエビガラスズメ。訪花でも樹液でもなんでもいいけど、ホバリングしてるスズメガ撮りたいよね。しつこいけど、ホウジャクもオオスカシバもいないのでちゃんと写真撮りたいんや。

ちなみにカラスウリの前で暫く待機してたら、ブオオオオオオオって言う羽音聞こえてきて、ちょっと期待したら全然違うやつきた。

なんでお前なんや…

さて写真と機材と今後の話。

1000日連続フィールド…とか言ってた時、1000日連続か、蛇のべ10000個体達成で終わろうと思ってて、その間に蛇写真でやりたかった事があった。…んだけど、志半ばで僕の夢は一つ潰えた。理由は複雑なので割愛するとして、蛇については自分が撮りたい数場面を一生かけてゆるーく追うに留める事にしたので、蛇用機材を特化させる事に。ここが諦観の部分。

これはもう決定で、決行済みなので、数日後には機材がごっそり入れ替わる予定。今まで本気で蛇撮りする時のレンズは6本体制、計20㎏Overだったけど、一気に削って2本まで減らした。この2本は虫とも共用なので、持ち歩く機材的にはだいぶ軽くなる。で今までのシステムは被写体として比較的大型の蛇を撮る事に特化していたので、小さい被写体がひたすら苦手だった。倍率低いシステムなので物理的に苦手だったわけだ。なので蛇撮りレンズを犠牲にした分で、小さい生き物に対応できるレンズを召喚する事にした。導入するのは2本。MFT用の実質無料レンズと、FX用。後者は昔から使ってみたかったけど、本気機材が重すぎてスルーしていたもの。北の鱗翅屋さんおすすめの一本でもある。だからちょっと楽しみ。これが新たな風の部分。

で、これから、なんだけど、どうなるかなあ。どうなるんだろうなあ。自分でもちょっとわからんな。
少なくとも蛇写真ひたすら撮りためてた時の勢いは今無いし、ノコギリチャレンジはこれで終わってもいい位の気持ちでやってたし、スズメガは見たいやつは大体終わって、あと少し見たいの残ってるけど遠さと見たい度合いが釣り合って無いしでうーん、って感じ。

火がついて夢中になれば止まらないんだけど、良い感じ良いバランスの原動力が欲しいね、今。もう存在自体がUMAレベルのならちょいちょい見たいのいるけど、ちょっとハードル高過ぎんだよなあ。

4 Comments on “新たな風と諦観とこれからと”

  1. あ~、それだ。

    鳥はなあ…。おめえさんの写真だけで満足しとるでな。納得行くクオリティで撮影するシステムも持ってねえし。

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