僕がよく参考にしている資料によると、チャオビフユエダシャクの雄にはI型とII型があって、II型がいわゆる典型的な茶帯タイプ、一方のI型はと言うと茶帯が不明瞭で、黄褐色ベースに濃褐色の斑点を散らしたような印象の物、らしい。
で、II型よりもI型の方がかなり多いらしい的な事が書かれているのだが、僕がチャオビの雄を見に行くような場所では8割がII型。I型の方がどちらかと言えば少ない印象がある。
上は褐色の斑が少ない個体。
こちらは逆に褐色の斑点が多い個体。いずれも茶帯が不明瞭で、I型に該当するものだろう。
これがいわゆる典型的なII型で、チャオビフユエダシャクの茶帯たる所以なやつ。繰り返しになるが、僕のよく行く場所ではひたすらにコレが見られる。ピーク時に2時間程度歩けば30個体位は見つかる気がする。
最後に微妙な所だが、こちらもII型と思われるのだがどうなのか。こう言う全体的に印象は薄いが茶帯自体は割とはっきり見えるみたいなのも多く、型で分ける境界線が割と謎。