◆XZ-1 レビュー
作成日:2011.07.15 更新日:----.--.--

撮影例は28mm、F2.5、SS1/60、ISO100。
なお、このカメラを使った他の撮影例はPicasaにアップしてありますので参考にどうぞ。
( 20110828_大阪兵庫県境_能勢妙見山の一部はこれで撮影しています。他のカメラで撮影した写真も混ざっていますので、Exif情報やタグ等で判別してください。)
※Google社はPicasaからGoogle+への機能移行を図っているようで、Picasaのタグ機能が正しく動作しなくなったようです。このレンズ固有の作例は追ってこのページに追加して行こうと考えております。

◇高感度より絞り開放、写りはソフト◇
広角端ではF1.8、望遠端でもF2.5と言う明るさを誇っており、暗所撮影時には感度を上げてSSを稼ぐと言うより、明るいレンズに物を言わせて撮影すると言うスタイルが合っているように思います。 それを裏付けるかのごとく、高感度域以前にISO400程度から既にノイズが目立ち始めます。
描写に関してはコンデジ高級ランクの中では比較的上位には食い込みますが、最上位と言える程の描写性能ではないと感じます。具体的に言うとボケ味はなだらかで美しいのですが、絞り込んでも若干シャープネスに欠けるといった印象です。
絞り羽の形状が特殊なのか、絞り込んで点光源を写すとちょっと変わった光芒が写ります。
◇使用用途◇
一眼レフではレンズ交換が間に合わないような(マクロと標準ズームの切り替えが多発するようなシーン)で主に活躍しています。それ以外にも被写体ブレが起こりやすいシーンでも活躍しています。
画質より記録最優先の場合で主に使用しています。
◇レンズキャップは難あり◇
大きな欠点と言えば嵌め込み式のレンズキャップで、電源を入れた際レンズが繰り出すと自然に落下する作りですが(ストラップ取り付け可)、レンズ繰り出しで落ちる程度のユルさの為にカバンの中で外れると言った事も往々にしてあります。 この欠点は他メーカーから発売されているオート開閉レンズキャップを装着すれば解消されますが、ボディの厚みがかなり増してしまうのが残念です。
オリンパス純正アクセサリとしては、専用防水ハウジングや、E-PL用マクロアームライト(*)が販売されており、多彩なシーンに対応できるカメラだと思います。
(尚、マクロアームライトはXZ-1で使用する際、スーパーマクロモードでの最短撮影付近ではアームの長さ、硬さの関係で上手く照らす事ができないと思います。)
TopPageへ戻る