またまた同じ型を使っての自作軸。
紫系のペンが欲しかったので作ってみました。


ところで先日、初めてペンクリニックなるものに行ってきました。
先人達によると安いスチールペンでも大丈夫、と言う話は聞いていたので、SHEAFFERのインペリアル、プラチナのリトルメテオ、パイロットのコクーンの3本を持って。

インペリアルはペン先のずれ。
リトルメテオはシャリシャリと不快な筆記音。
コクーンは筆記角度による引っかかり。

以上が気になっていた点でしたが、インペリアル以外の2本は砥石みたいなものでサラサラと研磨され、一瞬で調整完了。
傍目には簡単に見える作業ですが、ペンポイントを綺麗に均等に、削り過ぎないのがきっとプロの技なんでしょうね。

問題のインペリアルくんも一番時間がかかりはしたものの5分かそこらで調整が終わり、こちらも滑らかな筆記感を取り戻しました。

今回はいずれも無料の調整会/ペンクリニックでしたが、お金を払っても全然惜しくないレベルの代物です。

万年筆初心者的には万年筆のイベントとかペンクリニックとか、未知の世界過ぎて緊張しましたが、結果勇気を出して行って良かったな、と。

万年筆沼の浅瀬でちゃぷちゃぷ遊んでいる同様の皆様方、気になるペンがありましたら是非お気軽に行ってみてください。

案外スチールペンが別物に化けたりして感動しますよ。

僕は今回持って行った中では、コクーンが大化けしてめちゃめちゃ気持ちよくなりました。