フィールドで使えないんじゃないか感あるレンズを整理すべく、実際使うとどうなんよ感を改めてデータ取っておこうと色々やってきた。

今日はAi AF 24-85mm f/2.8-4D。
一昔前のポートレートレンズですね。
最近ではポートレートでも出番が無くてどうしたもんかなあと。一応マクロスイッチをポチっとやればハーフマクロなので便利は便利なんだが、周辺流れとか諸収差はやっぱそこそこあるので現代っ子レンズにはちょっと及ばないかな。

上の写真は150mmマクロで撮ったウスキツバメエダシャク。オールシーズンいつでもいてる感すらある。厳冬期でも無ければ大体出会うのではないか。

24-85のマクロスイッチオン時の広角端(35mm)で。
コントラスト強めだけど割と好き。

蛾を捕らえたムシヒキアブ。85mmで。近接時のAF精度が若干怪しいのと、どうしても解像がマクロに比べると目に見えて落ちるのが悲しいところ。普通のマクロレンズと違って露出倍数かからないから、フラッシュのパワーはコントロールしやすいのはありがたいんだけどね。Nikon機は実効f値表示なので、普通のマクロ使うと、開放から何段絞ってるのかわかりづらいのがほんとネック。なんとなく距離感で被写界深度覚えておかないといけないので、経験が必要なのがちょっとなあ、と。フラッシュのパワーはTTL任せって人も多いだろうし。

樹幹に陣取ったオオゲジ。35mm。
WDが極端に短いのでライティングはちょっと色々しんどい感じ。

今日も墓場のアマガエル。85mm。
広角側よりも望遠側の方が色収差が目立つ。カエルの後ろ脚や、蝋燭立てのあたりはもう結構滲んでしまっている。

ここらで色々つらくなって150mmマクロにチェンジ。

先日話題にした類似品の方々。たぶんヒョウモンエダシャク。

こっちはキタマダラエダシャク…かな。たぶん。サイズ感は全然違うんだけど、拡大しちゃうとこう言うのってわかりづらいよね。

色がだいぶ黒っぽかったけど、こっちもヒョウモンエダシャク…かな。

これはハガタクチバ…のはず。以前2月に見て、マジかよってなったやつ。

そう言えば今日は初めてスイカズラにスズメガが来てる所に出くわしたんだけど、月が明るすぎるからか、一瞬でどっかにかっとんで行ってしまった。ホバリング撮りたかった…。いるのに気づいて瞬間的にカメラ構えたはずなのに速攻フレームアウトして行ってつらみ。

虫探し的には見てるだけでもまあまあ楽しいんだけど、撮影ってなるとシャッターチャンスが少な過ぎてつらさしかない今日この頃。イマイチ虫写真楽しみ切れてないなあ。

あと機材の話はこっちではあんまりしたくないとか言ってたのに、虫の事語る事無さ過ぎて結局機材の話するしかないっつーねえ。