今回は6月6日分。
満月だけど、曇天だし気温も湿度も心地よいのでオオクワガタでも探してみるか、と久しぶりのコースに繰り出して樹液探訪。

結論から言えばオオクワなんていなかったんだけど、やっぱりこの時期は小さいクワガタは結構多い。

上の写真は多分コクワガタ。
付近の樹液の奥にはネブトやスジと思しきものも詰まっていたが、レンズが樹液でべとべとになりそうだったので撮影はやめた。採ろうと思えば採れる深さだったけど、標本作るでもないので放置。

そのまま樹液巡っていたら、重たい飛翔音と、ボテッと言う着弾音のループが聞こえたので、音の方角を目指してみると…

おー。シロスジカミキリだ。
梅雨本格化してからの方がよく見る印象だったけど、そりゃまあ6月だし、いて当然っちゃ当然か。まあ伝わらんと思うけどバカでかい個体だった。

近くの木にはゴマフカミキリのペアが無限にいた。いずれも樹上高い位置だったのでやる気ない記録写真撮って終了。右に見切れてる奴はワモンサビカミキリとかその辺のサビカミキリの類だろうか。

なんにしても甲虫の多い夜だった。
ポイントを選べたらオオクワも狙えるんだろうが、流石に情勢が悪い。

なお樹液探訪中には珍しく林内で大型蛾に遭遇した。

シルエットと大きさからオオトモエだろう。この下は断崖なので表は見れずであった。イボタガとか探している時にもよく見かけるので、割とばらけて出るのだろうか。