昨夜は何年かぶりの中秋の名月Ver満月。
とりあえず畑に行けてなかったので見に行ってきた訳だが、ただでさえ蛾探しには何かと面倒な満月な上に、強風とか言う厄介な組み合わせ。
まあフィールドが目的ではなく、あくまで畑行くついでなので仕方なし…と割り切って。
写真の方は正直言って今までの虫写真に飽きてきたので、なんか色々試したいなあとか思いながら試したり、結局いつも通りのクソ環境故に試すまでにも至らなかったりとかなんかぐちゃぐちゃ。
黒いハムシ三連星。
圧縮かけまくってるんで一切伝わらんけど、やっぱこのレンズ開放付近に解像のピークある感じやね。
開放からf/5.6ぐらいまでのバキバキ具合がヤバイ。個人的にはマクロはf/8辺りにピーク来る方が好きだけど。
ハムシたちの手前にはベッコウハゴロモ。
奥の黄色いボケが見える葉っぱが三連星の乗っかってるやつ。
クワガタケツ。
コクワの雄かな、多分。
こっちは低位置でポージングしてたやつ。
遠目にはこれもコクワ…かな?って思うサイズ感(目算40mm弱)だったけど、内歯の形状的にはスジみがある。気がする。
ただ僕が見た事あるスジの顎ってもうちょいひょろ長い感じするしそもそもそんなデカいのおらん気がするし、幅広で短い顎の形状はなんか違和感ある。コクワでもこう言うのいそうな気はするんよな。
ムシヒキアブのなかま(雑)
強風でべよんべよんしていて、ピント合わせが地獄だったと言う感想しかない。
見慣れぬヤガ。
シロスジカラスヨトウだろうか。
多分樹液臭に誘引されてきたっぽいが、ここしばらくの乾燥っぷりに、満足に樹液は啜れなさそうな気配。
トノケツ。
満月に照らされた白壁に飛来する蛾を狙いに来たものと思われる。
正面からも。
腹みちみち。
ギンモンカギバ…かな。
陸の孤島ではレアいホソバスズメがたまにいる場所付近に着弾していたが、コイツもヌルデ喰いらしい。
墓場の東屋で息絶えていたノコギリクワガタ。
結局今年は立派な水牛型の写真を撮る目標が達成できていないが、まあノコギリはだらだらチャンスあるし、焦ってもしゃーないので適当に。
カラスウリに飛来したエビガラスズメ。
この後一瞬で飛び去って、二度と戻って来る事はなかった。
陸の孤島はホウジャクやこいつらみたいに訪花する、いわゆる広義のHummingbird mothの類が絶望的に撮りづらいのがマジで悲しい。
オオカマケツ。
すぐ隣にいたオオカマケツ。
腹みちみちのハラビロケツ。
今回はなんかケツ写真多めだけど、いつもみたいに無理くりサイドに回り込んだとて…(当然正面は崖下)と言う状況ばっかだったので、頑張ってどうにかするのを諦めた故みたいなところがある。
こっちも腹みちみちのハラビロ。
なんか今年、今にも産みそうってのを見るのちょっと早い気がするな。
いっつももっと遅いのに。
なんだったっけ、名前忘れたシャクガ。
ヤママユはと言うと、チェックしてる5つともまだっぽい気配。
こうなって来ると、日長だけでなく他のファクター、例えばcumulativeな要素だったり、それらの複合だったりで出てくる条件決まるのかなーと言う気もしている。
単に死んでる説も無くは無いが、目視できる高さが軒並み…となると、それはそれで何らかの理由がありそうだし。
ま、とりあえず今日の所はこんなもんですかね。
虫写真は工夫だけでどうにかなる気がしないので、もうちょい環境とか条件とか選べる状態に持ち込まんと駄目だな。