等倍越えシステムの練習台になにかいないかなーと探していたら、とても小さなムカデ?がいた。
レンズの撮影倍率から逆算すると、全長が15mm程度。
写真に写っているのはその半分ぐらいで7-8mmと言った所でしょうかね。
頭の模様がなんかカッコいいなあと思って撮ってみたのだけど、種はわからぬまま。

話を本来の高倍率に戻すと、ぶっちゃけ画質良くないですね。このシステム。
緑色の色収差が結構残っていて、解像感を思いっきり下げている感じがします。

高倍率は画質が良くて扱いやすい等倍-4倍程度のシステムと、5倍程度になるシステムしか持ち合わせがないのですが、今回使ったのは後者の方をAPS-Cで(最終出力を統一すればFX比7-8倍相当)。
絞りも実絞りなため、夜間の撮影だとf/11位からもう暗黒ファインダーです。
このまま運用するにはちょいと厳しいですね。


ついでに横を通ったダンゴムシ(オカダンゴムシ?)も3倍程度で。
こちらの方はファインダー像が明るいので、歩いているダンゴムシでもまだ撮りやすいです。
まぁ目にはピント合わせてないんですが。

普段の被写体が大型な生物なので高倍率のシステムはあまり鞄に入れておかないのだけど、いざ虫を撮りに行く…とか言う段階で持っていないと結構つらいのですよね。
高画質な高倍率システム、検討が要りそうです。
無限遠補正系の平行光束を望遠レンズで拾うシステムも良い気がしますが、今のシステムに追加となると重量が尋常じゃない。
最近巷では等倍オーバーのスタンダードがフォーカススタック(深度合成)となりつつありますが、現状では個人的にコンポジットの類にはこれらにも極力手を出したくないと言うスタンス。
どうしてもハードル上がってクオリティが下がると言う茨の道な気がするけど、まぁそこはそれ。
やや大きめの蛇やヤモリで有効に機能するシステムとなればまた真剣に検討の必要がありそうですが。

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