いやあ…

ほんと暑いですね。

急に温度上がり過ぎでもうグロッキーです。

ハイ、どうもこんにちわ。

今日は撮れ高がよろしくなかったので、トンボ写真貼ってあとは雑談とか近況報告的な感じでいこうかなーと。

と言う事で不法投棄池のトンボ。何者かは知らぬ。
WBをちょっくらブルー気味に振った。


本格的に夏が始まった感じだが、正直この季節が一番嫌いなので何を撮りに行ったものか悩む。

遠征できないので近場…となると、この季節何ができたっけ…?

昨年までの時点では、「遥か昔に隣市でナマリキシタバの記録がある」とか言う話を聞いていたので、ちょっとトライしてみようかなとは思ってたんよね。
とは言え隣市に出ようと思うと人混み回避できんので、今年こんな情勢である以上行くに行けず。(そもそも飛来の遅い蛾らしいので時間的にも厳しいんだけど。)

ホストのシモツケ類は石灰岩、蛇紋岩、安山岩等の環境に生える事が多く、件の場所ならまあ探せばあるのかなあと言う感じはする。知らんけど。

恐らくだけど街灯並んでる一帯よりかは、もっと奥の方に突っ込んだ方が良いのかなーと言う気はしているんだけど、そうなると環境的にライト持ち込むのも面倒でなかなか厄介ではあるよなあ、と。

なんかそう言うワケで、プランも無いまま夏を迎えてしまったので、誰か「アレ探しとけば?」的なおすすめがあれば教えて下され。


■近況的な事

暑さでやられてるのもあるんだけど、それ以前に相変わらず足の痛みが治まらず。レントゲンやら血液検査やら何から何まで何度も何度もやった感あるんだけど、結果、病名も付かずに医者が頭抱える状態で僕は正直より一層困っておる。

となるともう持病由来なのかなと言う感じだけど、そうなるとフィールド屋としての余生はそんな長くないのかなーと言う感はあったりなかったり。

まあ元より「動けるうちに」がモットー(?)なので、「あれを見とかなければ!」みたいなのはそう多く残ってなくて、ゆるーく身近な生物見て楽しめたらそれでいいかなー感はある。なんだかんだ歩けなくなっても這ってでも行きそうだけどw

まあそんな感じなので、内容によってはフィールドのお誘いとか普通に断る事も多いと思う。すまんな。何度でも書いておくけど、移動にあまり時間を要しない環境だったり、歩きやすい環境をうろうろするぐらいなら全然平気なので過度の心配は無用でござる。


そう言えばだいぶ前にぽちったコレ届いた。

お値段は9000円(税別)と、あんまり図鑑揃えない勢からするとお高いが、それでも標準図鑑4巻分のお値段を思うと死ぬほどコスパが良い。…のか?

内容的には標準図鑑を超圧縮した感じで、大きく目立つ種に絞ったもの、と考えたらいいのかな、多分。ミクロは殆ど載ってないけど、ミーハー蛾好きはとりあえずコレ持ってりゃある程度は楽できそう…なのかな。

まあそんな雑な感想述べても見た人になんも響かんと思うのでちょっと個人的な本音部分を掘り下げて書いておこうかなと思うよ。

〇この図鑑の良い所
・掲載種の多さ
標準図鑑を圧縮した感じなので網羅的に…とは言わんけど、一般人がその辺で見た蛾調べるには充分が過ぎるほどな量載ってるんじゃないかなーと言う感ある。

・掲載種のスケール
ざっと見た感じ、ヤママユガ科、イボタガ科とスズメガ科の極一部を除いて、縮尺が全て100%(現物サイズ)なので、絵合わせ同定する時にあからさまにサイズ感違うやつを省きやすいってのは初心者目線では凄く嬉しい。
 特に普段「みん蛾」で絵合わせ総当たり同定やるような層はその負荷が若干軽減する感じかな。

×この図鑑の微妙なところ
・そうは言っても絵合わせ同定には色々厳しい
まず御多分に漏れず、この図鑑も図版が全て標本写真と言うところ。
標本写真でもアウトラインがそう大きく変わらないヤママユガ科や、シャクガ科なんかはこれでも何も困らないけれど、カギバガ科だったりカレハガ科だったりは、標本写真と現物が全然リンクしない人も多分多いはず…。特に採集しない勢。

・現物が科レベルまで特定出来てないとやっぱり厳しい
結局科レベルで情報がまとまってる方が最終的には良いんだろうけど、絵合わせ同定しかできない初心者には目的の物に辿り着くのに時間を要する。なので入門書かと言われると、うーん。これ見て科レベルの分類ですらわかるようになるかってえと絶対そんな事無いし。

・若干情報不足
分布だったり食草だったり発生時期だったりの情報が大雑把に一言二言書かれているだけなので、詳しく掘り下げるなら別の文献は必須な感じ。解説の類は一切書かれてないので、そう言うのを期待する層には全く向かない。

・入門書にしては高い
情報量とか考えたらしゃーないんだけど、入門書って言うにはハードルだいぶ高いんじゃないかなーと。
ニッチなジャンルな上に、種数も多いのでどうしようもないのかも知れないけど、初心者が9000円の図鑑買うか?って言うと…僕はうーん、ちょっと…って思うよ。
正直言って初心者感覚からすると5000円ぐらいでも充分高いよね。
(この図鑑とは全然関係ない事なんだけど…。
某水昆の図鑑は評判がかなり良いので買おうかなーと思ったんだが、池も遊びやすい川も皆無な陸の孤島民にとって縁無さ過ぎる水生昆虫の図鑑に5000円はちょっと…ってなって結局買ってない。)

■結論
そこそこ知識あるけど標準図鑑持ってねえわって人が持っておくと助かる場面は多そう。
初心者は「みん蛾」絵合わせ総当たりが苦にならないならそっちで良いかなーと思う。僕は苦になるので、ほんの少しの時間でも圧縮できるならまあ嬉しいかな。暇な時に寝転がりながらバラバラめくるだけでもまあ…w

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