動く物を写真に収めるのはとても難しいです。
どこの部分がブレていた方が躍動感が出るとか、そもそもそれ以前に求める設定で撮影可能な撮影条件なのか、とか。
撮影条件的にダメなら人工光を如何にコントロールするか、なんて事をあれこれ考える訳です。

その辺は虫界隈や鳥界隈など、趣味としている人が多い世界であればあるほど技術的な事はかなり研究されていて、とても興味深いんですよね。
ただ、今までに撮られている写真を見ても、やっぱり独創性があってかつ撮影技術もヤバイレベルの人ってほんの一握り。
頑張りさえすれば自分がつけ入るスキはまだまだありそう、と言う事はちょいちょい思うんですよ。

まだ誰かがやった事のないような絵面は4,5年程前からスケッチしておく事にしているのですが、どんどん数が増えて行ってしまっています。
まぁそれは主に、そんな理想的な状況で生物がいる事がまずないからと言うのが大きいんですが、そのビジュアルの中でも比較的撮りやすい部類の物ですら、いざ撮影に臨むとなかなか実現しません。
会話してモデルに要求すれば済むポートレートとは違って、基本的に意思疎通のできない動物を相手にする以上はひたすら数挑むしかないので、運や、通うフィールドの良し悪しもモロに影響してくるのですが、いずれ撮れる時が来たらそのビジュアルと共に公開して行きたいです。

ちなみに上の写真は飛翔写真としては正直まだまだと言う感じなアゲハです。
背景や、レンズの各収差、適切な絞り、適切なピント…つっこめばキリがないですが、練習は大事だよなーと。
とにかくひたすら数挑んで経験あるのみ…!!

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