2020年もいよいよ終わり。
今年は皆さんどんな年でしたか。
大半の人はコロナのせいで我慢を強いられる日々だった事と思います。
特に医療関係者の方々のストレスのたまりっぷりは心中お察しするに余りある…とでも言えばいいのか、聞こえてくる話だけでもやるせない気持ちになります。
お疲れ様です。
2020年は僕もひたすら我慢でした。
数少ない息抜きは誰も来ない地元のちょっとした自然(?)に人の来ない時間帯にこっそり遊びに行くぐらい。(+12月中は、今年これだけは絶対…と思っていた物のために計8回ほど徒歩3時間程度の場所まで。)
元々動けるうちに…が信条なのですが、昨年から体力の低下やらを自覚していたので、今年は無理をしてでも色々見に行く予定でした。…がそれも全部お流れ。
覚悟を決めて臨んでいたので来年への持越しは無し、悔いの残る年となりました。
来年は無理は”絶対に”しない、とにかく石橋を叩いても渡らないスタンスで臨むつもりです。
年が明けてもコロナが落ち着くなんてことは早々あり得ないのはもうわかり切っている事で、皆さん色々な思いがあると思いますが、僕は変わらず超保守的に行こうと思います。多分今年以上に。
さて…そんなわけで…
今年最後の無理をしてきました。
うちから歩く事3時間弱…かな。まあ峠越えして、道中も生物探しながら行くのでもっと時間かかっちゃうんですけれど、今年は時間のある時ぐらいにしか地元の範囲を出られないので。
この場所はフユシャクが一番見やすい場所…ではないのですが、某遊歩道と違って人が全く来ないので、見つけた時にのんびり撮影が出来るのが魅力です。
早速例のフユシャクを探しますが…雄の姿すらない。
うーん…。
流石にちょっと厳しいですね。
年明け早々、休みが明ける前に良い頃合いで遊歩道でも行けばチャンスは余裕でありそうですし、他のフユシャクの出方を見ていると1月中旬頃までは狙えそうですが、まあ無理はしないと決めたので、いつか、生きてるうちに会えるといいな…と言う事にしておきましょう。
まあ死骸は見たし…。
さて。
この日一番目に付いたのは…
ナミスジフユナミシャク。
見やすい種らしいですが、それでもこの日見つかった雌はこの交尾ペアのみ。
厳しい。
他には…
フユシャク亜科の雌。
先日シロオビフユの雌…としたものに似ている気がしますが…
クロバネフユっぽいものや…
ウスバフユっぽいものまで…
こうなって来るとフユシャク亜科の雌単独でいても、なんとも言い難い感じがします。
この場所はカメノコテントウも多いのですが、今年はサシガメの集団越冬と言い、何故か吹きっさらしの所で越冬を試みるやつらが目に付きます。
例年より格段に寒い気がするんですが、大丈夫なんですかね。むしろ湿度が低いせいで凍る心配がないと見込んでいるんでしょうか。
こちらはとある人工物に付いたナミスジフユナミシャク。
背景に色が付いてますが、真っ白の物を選べば影の付き方とか白バック向きな感じがします。帰り際だったので雑撮影もいいとこですが、ライティングもちゃんとやればもう少し影の質もよくできそう。
ちょっと何かいい機会があれば、材質と照明を真似て作ってみたい…かも?
…
と言った所で本年最後のフィールドは終わりです。
はいはい、終わり終わり。
来年は…どうしましょうね。
蛾屋モドキやってられるんだろうか…?(笑)
なんにせよクスサン辺りから無理が続いた感じがあるので、ちょっとのんびり目にして行こうと思います。
写真的にも粗製乱造みたいな感じになってるし。
うん。
よくわかんなくなる前に終わりましょう。
ほんでは、いずれまた。
皆様良いお年を。