土曜の事。
ふとTwitterを見たら、虫屋のH氏からDMが来ていた。簡単に言えば「観察会的な事をやるので来ませんか。」的なお誘いだった。
面白そうな事なら何でもほいほい乗っかって行くスタイルの僕なのでお誘い自体は大歓迎なんだが、正直なんで僕?とはちょっと思ったw でもよくよく読んでいるとお目当ての虫の事が書いてあって納得。そう言えば去年もその前も見たい見たい言うてたもんなあ。

ってな訳で詳細は伏せるが、某虫目当てで遥か西の地へ。
つい先日も書いた気がするんだが、場所が変われば生物相が変わってとても楽しい。

自分が爬虫類屋と言う事を忘れてひたすら普段あまり見かけない虫たちを追っかけまわしてた(笑)

こちらはベニシジミの交尾。撮りながらずーっと思ってたんだけど、こう言う写真はやっぱ小センサーで撮るべきかなーと言う気が。フルサイズで倍率あげると深度が極端に薄くなるので、絞らないといけなくなるんだけど、そうすると光線状態が良くない限りは感度爆上げしないといけなくてツライ。OM-Dとかで絞りF5.6位でサクッと撮りたいね。ちなみに絞ったカットもあるんだけど、手振れしてたのでボツ。


これはオオアオイトトンボだったかな。トリミングしてる。高画素機だと割と無茶苦茶なトリミングにも耐えてくれるのはありがたい。割と見られる事ない?そうでもない?

あとはなんか草原にいそうな蛾の幼虫がやったら多かった。蔓植物がめちゃくちゃ多かったのでそのせいかもなあ。なんか赤いアサガオみたいな形した花つけるやつ、多分マルバルコウソウ?


見た目の印象が全然違うけど、多分全部エビガラスズメの幼虫。エビガラちゃんはマルバルコウソウ好きよね。どこに行ってもこの草食ってる気がする。
あとはセスジスズメの幼虫とか、大量にいたふっくらさんとか。

何気にふっくらすずめの幼虫は初見かも?成虫なんていつでもどこでも灯火でぶんぶん飛び回ってる印象あるのに。

爬虫類好き的にはあまり歓迎できない生物なんだけど、猫も可愛かったな…。

猫好きがちゃんと自然環境とは切り離して面倒見てくれるといいんだけど…。あの状況なら周囲の小動物はかなり狩られてそうだ…。

まあそんな事言ってても仕方ないので置いといて。
日が傾きだした頃、ホウジャク(ホシホウジャクかな)がぶんぶん飛び回ってた。うちの地域では訪花するような植物があんまりなくて、唯一あるアベリアも片側2車線道路の中央分離帯にしかないとか言うなかなか厳しい環境なもんだからホウジャクが飛び回ってるのが珍しくて仕方ない(笑)
と言う訳でちょっと練習がてら…って事で何枚か撮影。

最低限は撮れたかなー感あるけど、出来れば今度はケツ向けられてないアングルから撮りたいぜ。特にオオスカシバの正面か斜め前、出来れば目線より低いアングル位の顔な。撮りてえな。

そうそう、なんかバッタに寄生する菌ってのも教えて貰った。

バッタに感染して、バッタを高い所まで連れて行き、それで拡散して分布を広げる的な菌って言う話を聞いた。名前は聞いた瞬間にもう覚えてなくて(マジごめん)思い出せないんだけど、また調べておこう…。

最期の方に住宅街の中にある公園にポツンと良さげな水銀灯立ってたんで「あの水銀灯めっちゃ良さそうじゃない?」って言ったらその水銀灯に交尾中のクスサン付いてた。まじかよってなった(笑)

蛾屋見習いとしては多少見る目は出てきたって好意的に解釈すべきかな…(笑) 一応最低限の仕事した感あるぜ。

ちなみに目的の虫には全く出会えず。その虫が関わる他の生物も見つけられず。上手くいかんもんだなー。

 

ああ、そうそう。
出発の朝、またシンジュさん出て来てた。

だいぶ寒くなって来た感あるんだけどまだ出るんだなあ。これで蛹化した15個体のうち9個体出て来た事になる。あと6個体、残りはどうかなあ。おおよそ2/3出ただけでも上出来な気はするけども。

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