覚書

ちょっと機材の事で自分用に覚書です。

このサイト自体が機材レビューサイトの側面もあったのだけれども、最近機材を使わせてもらう機会なんかが多く、色々組み合わせで試していると印象が変わることが多くて最近まったくレビューの意味ないなあと思ったりします。
使い慣れて、見る目がついてきたとかそういった面もあったりするのでしょうけれど、やっぱり相性の問題も大きいのかなと。
中でも最近D750をがっつり触る機会に恵まれ、所有レンズ一通りと組み合わせて小動物たちを撮影できましたが、自分の中で色々評価が変わったのでメモしておきます。
元々のレビュー自体は本サイト内の記事参照のこと。

■AF-S Nikkor 50mm f/1.4G  & AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
この二本のレンズは、D7100で使用した場合、それぞれ味のある面白いレンズである代わりに、軸上色収差の残存が激しく、アウトフォーカス部分にパープル、グリーンのフリンジが盛大に出る印象でした。
しかしD750との併用ではそれらは全くと言って良いほど出ず、それぞれの味はそのままと言った印象を受けます。
特にMicro 105mmの方は私にとって唯一とも言える欠点が消失したことにより、フルサイズ機では積極的に使っていけるレンズとなりそうです。

■TAMRON SP AF 28-75mm F/2.8 XR Di LD Aspherical [IF] MACRO (Model A09N II)
評価変わらず。どちらで使っても便利なレンズと言う印象。
D7100での使用ではやや望遠よりの画角のため若干扱いづらい画角な印象で、一方のD750での使用では周辺部の甘さが若干目立ってくる印象です。

■Carl Zeiss Distagon T*2/35 ZF.2
D7100で使うと、ほどほどに寄れる標準単焦点と言う印象でしたが、D750での使用では殆ど寄れない準広角と言う印象。
単にセンサーサイズの差から受ける被写体の大きさの問題ですが、D750ではスナップ専用レンズと言った趣で、APS-Cで使うような「便利さ」は損なわれます。

■Ai AF DC-Nikkor 105mm f/2D
評価保留中

■AF-S VR Zoom-Nikkor ED 70-200mm F2.8G(IF)
評価保留中

■AF-S Micro Nikkor 60mm f/2.8G ED
D7100でもあまり目立った特徴はなく、優等生的な印象のレンズでしたが、D750での使用でも特に印象が変わらず、優等生的レンズと言った趣です。
AFの速さや取り回しの便利さと言ったメカ面での評価は相変わらずですが、描写特性としてはさして優秀に見えませんでした。

■SIGMA MACRO 70mm F2.8 EX DG (for Nikon)
露光に関する安定性が欠けるのは相変わらずで、基本的に+0.3~1.0EVほど明るく写ってしまう印象です。
D90ではまずまず、D7100ではいまいち冴えない印象だったこのレンズですが、D750ではシャープネス、ボケともに好印象です。

■TAMRON SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD (Model F004)
D7100での使用ではほぼ完ぺきな印象だった当レンズですが、D750では特に特徴もない普通のレンズな印象を受けてしまいます。
晴天屋外などで使うとまた印象が変わるかもしれませんが、現段階では105に対するアドバンテージが軽さ小ささだけと言った印象を受けてしまい、それ以外では105の優秀さが際立っている感を受けます。
細かいところは撮り比べてみないとわかりませんが、感覚的な印象では評価が逆転した形です。

■Ai AF Zoom Micro Nikkor 70-180mm f4.5-5.6D
D7100ではブレの抑制がシビアで扱いづらい印象でしたが、D750でもそれは大きく変わらず(とはいえ幾分マシ)、かつ撮影した写真の透明感が若干悪い気がします。
クリアで開放的な描写よりも、ややダークで薄暗い印象さえ受けてしまいます。
ただしこれも晴天屋外での運用がまだなので、また評価が変わってくるかもしれません。

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