D500の高感度

巷ではD500の高感度は12800までは実用だ!とか、いやいや7200に比べて一段上がった!!とか色々言われていますが、少々使ってみたので軽い感想を。
結論から言ってしまえば、高感度が使い物になるかどうかはレンズと、撮影時の光の状態と、撮影する絵柄次第と言うのが僕の感想。
各写真左下にEXIFの一部を書き出してみたので興味のある方は参考にして頂けたらと思うが、補足的に少しばかり説明。

[pe2-image src=”https://lh3.googleusercontent.com/-CGPpCXWhQfM/V0B9L1Dnd6I/AAAAAAAAq0s/BmC1f8gQZoI4p1GpYIT8j4MU_q4amjRTQCHM/s144-c-o/DSC_0357.jpg” href=”https://picasaweb.google.com/115537487755452117699/6287162711217226865#6287162721983494050″ caption=”” type=”image” alt=”DSC_0357.jpg” ]
1枚目。曇天の屋外、側溝の中にいたヒバカリをクリップオン一灯で撮影したもの。
ISOオートで撮影していたらISO2800まで上がっていたが、割とゴチャゴチャした背景、側溝のコンクリ等のせいでノイズ感は目立たない。
クリップオンで十分光を補えているので、光の条件としてもまぁまぁ悪くない。

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2枚目。日中木陰になった植物の上にいたムネアカオオアリを同じくクリップオン一灯で撮影したもの。
こちらはISO6400で撮影している。こちらもフラッシュで光が充分補えているのもあるが、被写体と背景のコントラストが強く、ノイズこそ目立つものの絵面がシンプルな分邪魔をしていないように感じる。

[pe2-image src=”https://lh3.googleusercontent.com/-ri8GA3qmxGc/V0B9NJa-PJI/AAAAAAAAq0s/a39F7FcxiSEKLAWcIr47zWR08hNcKz3CgCHM/s144-c-o/DSC_0817.jpg” href=”https://picasaweb.google.com/115537487755452117699/6287162711217226865#6287162744630033554″ caption=”” type=”image” alt=”DSC_0817.jpg” ]
3枚目。夜、通常より暗めに設定した室内でケージの中のゴマバラトカゲモドキを撮影したもの。
こちらはノーフラッシュでISO1600だが、あからさまにノイズが目立つし解像もしていない印象を受ける。
光を補っていないどころか、ケージの上に乗せたタオルが影を作っているので、光の状態が非常に良くないのが大きな原因だろう。

とまあ、結局同じカメラを使っても、高感度が使い物になるかどうかは補える光の状態や撮影する絵面が物凄く影響を与えると言う事を再確認できた。
無茶な条件で撮影できるかどうかより、いかにカメラをアシストしてやるかを考えた方が良い結果になりそう。

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