チョウセンカマキリ

またしてもカマキリである。だって最近よく目に入るんだもの。と言うか他の生物少なすぎ問題。鳥ですらあんまり見かけないってどう言う事よ。まあ冷え込みが急激過ぎて色々追い付いていないんだろうけど。

さてさて、最近また少し悩んでいる。自分は諸事情により機動力が低め(遠方に行くのに色々な制約がある)な反面フットワークは軽い。あまり生物の濃くない身近な環境でも毎日通えば何日かに一回は何かしらは見る事が出来る。見られるだけでラッキーみたいなノリでフィールドワークを続けているのだが、やはりどうしても近場だけでは種類に限界があるので、遠方にも行きたくなる。

一方で、貴重な時間を使って見に行く限りはシャッターチャンスを絶対無駄にしたくない思いもあり、機材のラインナップが網羅的になってしまっている。
具体的に言うと広角側から中望遠位までは各種単焦点を用意し、中望遠~望遠ズーム、望遠~超望遠ズーム、特殊レンズ、複数のライティング機材…と大量に鞄に詰まっている。機材だけの総重量で20㎏以上にもなる。

正直毎日持ち歩くには重すぎるし、遠征時の荷物としてもかなり厳しい。
普段は遠方に赴く際は、メインターゲットを決めた上で取捨選択するのだが、そう言う時に限って、唯一置いてきた機材でしか撮れないような被写体に出くわす。そうなるともう機材を置いてくると言う選択肢が無くなる。

困った。
機材をもう少し圧縮したい。

…と言うのが今の悩み。
遠方の山に蛾を見に行く、なんて時には本気の望遠レンズなんて要らないんだが、そう言って望遠レンズを置いてくると子狐が出たりするわけ。となると、メインターゲット以外のモノも一応撮れる位のサブシステムは欲しいよね、と。また逆に、どうせ何もいないとわかっている気候条件の時に、本気システムは重すぎる。そう言う時は軽量なシステムで気軽に行きたい。

今は主に広角単焦点、標準単焦点、標準マクロ、中望遠マクロの4本が主力として鞄に入っており、それプラス特殊レンズが専用バッグに、あとは夏場には中望遠~望遠の大口径ズーム、冬場には超望遠ズームが追加される形。焦点距離毎にライティングも変えるのが自分のスタイルなので、可能な限り部品を共通化しつつ、分ける事が出来ないパーツは複数持ち歩いている。本来ならこれに加えて三脚も持ち歩きたいところ。

この現状で信頼している機材は広角単焦点、標準単焦点、標準マクロ、中望遠~望遠大口径ズームの4本で、他は代替が無いから仕方なく使っていると言う形。各社現行品のラインナップを考えれば圧縮できる部分なんて限られていて、自ずと選択肢が決まって来るのだが、まあどうするか悩ましいんだわ。

あと昨日の一件(黒カガシ待ってくれなかった事案)も相まって、サブ機をいい加減導入したい、と言うのも同時に解消したい。

と言う訳で以下選択肢。

候補その①
■APS-Cのサブカメラを導入する。
候補的にはD5300かD5600かD7500辺りだろうか。基本的には望遠を付けた状態で運用し、近づける案件はフルサイズで処理する形。
いまひとつ信頼性のない中望遠マクロを置いていくことで総重量も軽くなるのが嬉しいが、バッテリーが共用出来ない、AF微調整等が出来ないなど細かいデメリットもある。

候補その②
■フルフレームのサブカメラを導入する。
候補的にはD750かZ6だろうか。こちらも導入する事により中望遠マクロを置いていく算段。今のメインカメラでDXクロップをオンオフしながら望遠ベースで使い、広角側をこちらに任せると言う算段。バッテリーも共通だし、総重量もさほど変わらずサブカメラを導入する事が出来る。

候補その③
■OM-D E-M1 MarkII+12-100/4PRO+300/4PRO
揃えさえすれば、メインにしない部分の穴埋めはなんでもできるはず。ネックとしてはとにかくコストがかかると言う事。

とりあえずはこんな所か。
いずれも一長一短で踏ん切りがついていない。基本的に今使っているカメラに望遠を付けて、望遠側からアプローチしていき、近付けたらレンズを変えると言うスタイルで不可能ではないのだが、どうしても望遠レンズは寄れるものが少なく、接近を試みる前に一度レンズチェンジを図る必要があるのが難点。
この辺サブカメラがあれば、サブに望遠を付けてそちらで記録を拾って行き、メインで狙った絵を撮って行くと言うスタイルが成り立つのだが…。うーむ、なんかスッキリ楽に、それでいて自分が納得できる画質を維持したいんだが無理難題過ぎるのかねえ。

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