昔から爬虫類以外にも鳥を追いかけるのも結構好きなのだが、ずっと長らく、人と鳥は住むレイヤーがかけ離れ過ぎていると感じていて、あんまり撮影自体はしなかった。
もっぱら眺める専門で、それも比較的大型の水鳥が多かった。

具体的に言えば大阪城公園や、緑地公園、昆陽池なんかでただ眺める…と言う。
それが8年ほど前にカメラを始め、豊中に移住した辺りから、緑地公園で小鳥も撮影するようになった。
当時は全然近づけず、ろくにピントのあった写真も撮れずにゲンナリしていた訳だが、豊中を離れ、少し安定した今再びカメラを担いで山へ行く機会が増えてきた。

で、改めて小鳥を撮ってみて思うのは…
中途半端な機材では野鳥撮影でまともなクオリティの写真を撮るのは到底無理。
と言う事。

圧倒的スペック不足。
上の写真はエナガだが、被写体までの距離およそ1mと言う激近いシチュエーション。
にもかかわらずこの程度のクオリティである。

無論ISOを上げねばならぬ曇天、夕暮れ間近の光線状態と言う苦しいシチュエーションではあるが、それにしても冴えない。
この程度で良しとするか、不満と言うかは人それぞれだが、やっぱり爬虫類追いかけてる時位の解像は欲しいもんだ。
鳥と爬虫類、機材に注ぐ力の配分も違えば、構成も違うので同様には語れないが、写真のクオリティとしてはこれまで撮ってきた写真程度の写りはして欲しい。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です