今日は久しぶりに良い雨の気配。
幼少期にクワガタを探しに行った頃の空気感を思い起こさせる。
それに田植えが始まる前のこのタイミングの雨は貴重な貴重なシュレゲチャンス。
普段なら私有地の奥の奥で鳴いているシュレゲ達だが、本格的にシーズンインする前の一発目の良雨の日だけは私有地脇の公道にも漏れ出てくる。
クワガタもカエルもチャンスとなるとそりゃ行かねば、となるのだが、生憎雨天用に使いやすい機材が今不在。以前はD850にMicro60で良かったんだけど、MC50はちょっと雨に弱そうな作りしているし。
ライティング機材も雨で接点ショートして暴発しやすくなるので、トランスミッター一式あんまり持ちたくない。
なもんで夕方久しぶりに雨天に強そうな機材を色々物色してみたけど、相変わらずと言うかなんと言うか。なんでこうも発展がないのだろうか。
でまあそれはさておきクワガタやカエルは見たいけれど、別段撮りたい場面がある訳でもなしって事で、件のTTArtisanのレンズによる明るさの暴力でなんとかしてしまおうプラン。
万が一小物や珍しい場面に出会った時のために虫眼鏡(クローズアップレンズ代わり)とLEDライトとレジ袋を複数鞄に詰めこんで。最悪LrのAIがなんとかしてくれるやろ的な。
そんな感じでとりあえずスナップ撮ったりしながらうーろうろ。
途中で出会った友人Car撮ったりとかしながら。
写真のことを考えないのであれば、雨は結構好きだ。
写真のことを考えたとしても、雨はそこそこ好きだが、機材のことを考えると雨は嫌いだ。
んで、スナップはほどほどにしてここらで数少ない水銀灯へ向かう道中…
路上にはアマガエルぽろぽろ。
たぶん今夜だけで10匹ぐらいは水路や田畑へ放り込んだと思う。
誰も来ない林道なら放置したっていいけれど、ここはそこそこ車が通るので、スルーしてしまうと翌日大体後悔する事になるので仕方なし。
それにしても、近接できないレンズで小さいもん撮るのだるいが、まあいつもとは違った気分にはなるので気分転換には良いのかもな。
そしてここらで唯一の水銀灯を見に行くと…
一瞬灯りに引き寄せられたミズアオが通過。
この直後即上空に舞い上がって行ったので証拠だけしか残らんかった。所詮街灯は下向きなので、街灯より上に上がられると拘束力はほぼないなと改めて実感する。特に雨だと地面の反射が弱いし。
農家の門柱灯に来る虫を狙ってか門扉の上で佇むアマガエル。
まあ近場はこんなもんなのでシュレゲポイントを目指す。その道中…
雨に濡れてテカテカだったクワガタ雌。
一見してノコ、ミヤマ並みかそれより気持ち大きいサイズ感と言いテカテカ具合と言い正直最初はびびった。
が、クソデカいだけでなんとなくコクワかな?と言う印象はある。
何にせよ豪雨の中ライティング機材もマクロレンズも持たずに、地面に寝転がって天を見上げる形の撮影はつら過ぎ。
ちなみにクワガタ雌のすぐ横には小型のクワガタ雄が。
遠近法でもこのサイズ差故に別種か…?と思ったけど、これももしや小型のコクワ…?
何にせよマクロでちゃんとライティングしてきっちり撮っとかんと、豪雨の夜、虫眼鏡越しのMF、定常光高感度と言う悪条件盛り盛りフルセットでは画質グズグズで同定もだるいな、と言うのが今日の学び←
まあどうせ大したもんじゃないとは思うので、最低限だけ撮ってシュレゲポイントへ。
うん。
まあ、いますね。
撮りやすくも無いし、頑張ったとておもろい写真になる場面じゃないけれど。
とは言え普段見られんもんが年に一回見られるだけでまあええか、とはなる。一応ね。
ま、こんなもんですかね。
タカチホとかモリアオが見やすい季節までには雨天装備なんか考えとかないとアカンかなあと言う気持ちにはなったが、実際問題選択肢が死に過ぎててどうしたもんかいね。
EM-1系のボディ適当に仕入れて雨天用にしてしまうのが手っ取り早い…か?
イマイチ気乗りはせんのだが。