Laowa 15mm f/4 Wide Angle Macro

最近機材について聞かれる事が増えたとちょっと前にも書きましたが、前回のタムロン90と並んでよく聞かれるのがこのレンズ。
Laowaの15mm ワイドアングルマクロです。

のっけからなんですが、ぶっちゃけ使い辛いですよ。
実絞りだから絞るとファインダーは暗黒だし、MFだから動きモノには弱いし、マクロと言っても倍率上げようと思うと接触手前まで行かないとだし、そして超広角なのでライティングがかなり難しいし。と言う事を大体説明するのですが、使った事のないレンズの事を言われてもピンとこないのが人情と言う物で。

と言う事で、本格的なレビューではないですが、少しだけまとめました。

使い辛さは上に挙げた通りで、実絞り、MF、超近接と言うあたり。
夜間だとフォーカス用の灯りを触りつつフォーカスリングを触りつつ、多灯を操作…なんていう手が幾つあっても足りない案件とかあるんですが、まぁ取り回し辛いってのはわかって貰えるかなと。

恐らく多くの方が気になっているのは距離感ですよね。
等倍まで倍率を上げようと思うと、レンズ前4.7mmまで近接せねばなりません。レンズ前なので当然フィルター枠の内側です。前群繰り出しレンズなので、フォーカスしながら倍率を決めると言うより、倍率を決め打ちでカメラ前後させてピント合わせしないと実用面には耐えられないと思います。当然ですが動く被写体を撮ろうと思うと結構な技術が要求されるはずです。

まぁ最短を使う事は実用上そう多くないでしょうから、最短から少し離れた場所での距離感の例を撮ってみました。
大体僕に質問してくる人は蛇とかカエルが殆どなので、地面にいる被写体を前提に説明します。

適当セッティングなので厳密にやった訳ではないですが、レンズにプリントされた指標を見るとおおよそ0.13mの所のようです。NikonFマウントはフランジバックが46.5mm、Laowa15mmのレンズ長が64mmですから、足して11.5cm。つまり0.13m-11.5cm=1.5cmで、おおよそレンズの前1.5cmの所に被写体のレオパ君フィギュアがある感じです。見た目的にも大体合ってそうですね。
撮影倍率の方はシュレゲやトノ位のカエルなんかをそこそこの大きさで撮れる感じの倍率でしょう。
上の状態で、カメラも被写体も床置き状態なのですが、当然この状態で撮影すると…

被写体がフレームアウトします。
まぁそらそうですよね。
更に距離を詰めるとどんどんフレーム外へ消えていきます。フレーム内に被写体を収めようと思うと、カメラのケツを持ち上げるか、被写体自体の高さを上げなければなりません。カメラのケツを持ち上げてしまうと背景の写る範囲の地面比率が上がる事にも注意です。
公式の作例はこの辺非常に上手くて、高さのある所にいる被写体を撮っていたり、丸太のようなものに被写体を乗せて欠点をカバーしている感じです。

どの道背景の地面比率が上がるなら…と言う事で、レンズのフォール機能を使うのも一つの手です。
レンズの記載にはシフト機能と書いてあった気がしますが、より正確にはライズ・フォール機能です。
で、被写体が地面側なのでフォールを使ってみました。一応APS-C専用と書いてあった気がしますが(気がしてばっかりですみません)、この距離なら下の写真のようにフルサイズでも問題なく使えます。

これ位の倍率ならカメラのケツ持ち上げるよりフォールしちゃった方が楽かもしれませんね。
とまあ、こんな感じで大体の使い勝手は察して頂けますでしょうか。
他にも知りたい情報があればコメントやTwitterのリプライから聞いて頂ければと思います。

 

まあめんどくさいレンズですが、撮影スタイルがハマる人にはとても面白いレンズだと思います。

クワガタなんかを正面から撮ると、大あごにレンズががつがつ当たるもんだから、いい塩梅に威嚇してくれてかえって好都合だったり…(笑)
カエルや蛇なんかはめちゃくちゃ辛いですけどね。

他に僕が撮った作例のリンクもちょちょっと貼っておきます。

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