虫の目レンズとして今やその界隈で知らない人もいないんじゃないかと言う魚露目8号。
随分昔に買ってからと言うもの、画質に納得できず眠らせていたんですが、魚眼による接写と言う表現はなかなか面白いのでたまに使いたくなります。
上の写真はテストなのでそんな魚眼らしさは出していませんが、やっぱり1~3cm位のモノを撮るのには割と向いている感じがありますね。
(それ以上だと通常の魚眼レンズ、それ以下だとボードカメラレンズとかが向いてるのかな)

ただやっぱりマスターレンズと言うか、リレーレンズとの相性がかなり大きいのがネックです。
上の例なんかはリレーレンズとしてMicro Nikkor 60mm f/2.8Gを使っているんですが結構色滲みが出ちゃって画質的には辛いですよね。対DX1.3クロップ使っているにも拘らず若干ケラレも出ていますし。
魚露目8号は単独では結像しないレンズなので、レンズを透過した平行光束をリレーレンズで拾う形になるんですが、その平行光束を拾うのには前玉の小さい中望遠~望遠が適任なようです。余り都合の良いレンズがないのも難しさの一つです。昔のキットレンズなんかの方がやはり相性自体は良いようですね。

 

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