ヒメヤママユまであと数日…と言う感じではあるが、雨の少ない今年は虚無しか得られぬ事が多くなかなか厳しい。

足もいつまでもつかよくわからんが、とりあえず今年も残すところ2か月と少し。
まあ何とかなるだろう…と言うことでいつもの定期点検(?)ルート。

例によっていつものでお送りする…かと見せかけて、今日はなんかイレギュラー色々。

電柱の地名板に止まっていた見慣れぬ巨大蛾。
結構上の方だったので渋々望遠レンズを引っ張り出して撮影してみたが(FX510mm)…

遠目に見た時は「誰だよこんなところに焼き鮭切り身ひっかけた奴は…」と思ったぐらいにボリューム感と厚みがあった。少し距離があったので恐らくだが、エゾシモフリスズメ並の大きさ。
(後日他の低い位置にかけてある地名板の幅をざっくり測ってみたところ、77mm径のレンズよりは幅が広かったので凡そ80mmぐらい。この個体も頭から翅の端までだと70mm近くはありそうね。)

ぱっと見でカレハガの仲間なのはすぐわかったけれど、こんなデカいのってなんだ…??ってなって調べてみたら、ヤマダカレハってやつっぽいかな。時期的にも大きさ的にも。開長は相当デカそうなので雌なのかなあ。
なおカレハガの御多分に漏れず幼虫の毒毛針は大層危険なようで。白い袋状の繭も作るのかなと軽くネットの海を見てみたが、繭に関しては特に情報を見つける事が出来なかった。ちゃんと探せばあるのかもだけど。

ホストは主にブナ科コナラ属コナラ、クヌギ、アベマキ、カシ類、ブナ科クリ属クリなど…だそうで、またしても我が地域お得意のクヌギか…と思いきや、クヌギ帯からは200mほど離れた地点。普通に飛んで来たとも考えられるが、近くに数本生えたクリの木かアラカシ…かな…?コナラとアベマキは生えてないはずだし。
まあなんにしてもホストがコレだと、繭見るのも結構大変なのかな。全然情報なかった。

先日までちらほらとセイタカアワダチソウに集まっていたウスチャヤガさんだが、今なんか空前の爆増中。セイタカアワダチソウに数匹群がってるのが見られるぐらい。言うほどイタドリ無いんだけどなあ。

歩くのめんどくせえなあ…とか思いながらたらったら歩いていたら茂みに違和感。わかります??

ハイ。

ぷりっぷりのカマキリちゃんが潜んでおりました。
ここらではやっぱり10月末~11月頭が産卵シーズンなんですかね。

探さなくても主張してくる系、ウスキツバメ。
目立ち過ぎて視線取られていけない。

などと思っていると、またしても初見のやつ。

えーっと…???

1400でささっと見た感じだと、黄色帯ありのミナミアオカメムシが近いかな…??
特徴的な黄帯がある個体だからまだ絞り込みやすいものの、無紋のやつだと全然わからんかったかも知れん…。

ちびアマ。

バラの葉の上なんだけど、だいぶ前にバラの棘の上で痛そうとか言ってた奴と同一個体だったりしないかな…。

マエアカスカシじゃないノメイガ。
ヒメシロノメイガ…?

だとするとコイツも5-9月位の虫では…??

ホストはイボタ、ネズミモチらしいので、コイツが爆沸きしてる所の近くで春にライトやればイボタガ来るんじゃ…?なんて思ったが、場所が悪過ぎてどうしようもない。

さらに初見…

と思いきや、キバラエダシャクの雄らしい。
鮮烈な赤褐色が、未だ紅葉しきらぬ林縁に異彩を放っていた。

いや…普通にめちゃかっこよくない?
凄い好みの配色。

なんか、飛び抜けて凄いものとか見た感は無いけど、初見が多くて良い夜だった。

ってなところでさらば。

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