高標高地には割とよくいる気がするベニシタバ。7-9月頃発生するとされる。
翅を閉じている時は地味そのものだけど、広げるとピンク色の下翅(シタバ)が大変美しい。
ちなみにCatocalaと言う属名は、ギリシャ語のkatoとkalosに由来するそうで、kato=下、kalos=美しいと言う意味なのだそう。

と、唐突にベニシタバについて書いたのだが、この個体は先日虫屋のS氏に誘って頂いて某山でライトラをした時のモノ。狙いはエゾベニシタバだったのだが、残念ながら飛来せず。元々記録も少ない地域のようで、流石に狙ってすぐとはいかないようで今の所2連敗中。ついでにムラサキシタバも…と言う狙いだったようだが、この日の気温は11度とやや低め。結局どちらも来ないままであった。

代わりにこの日やって来たカトカラはと言うと…


ジョナスキシタバとシロシタバのみ。
・・・正直な事を言うと、カトカラビギナーな僕にはキシタバの類はあんまり見分けつかん(苦笑
これまでのフィールドでただキシタバ、ケンモンキシタバ、ゴマシオキシタバなどなど色々と教えて貰ったはずなのだが、まだ特徴が混乱してしまっている。折角教えて貰ったのだから覚えておきたい所なのだが、採集して標本にする訳でもなし、フィールドで見てもじっと翅を広げていてくれる訳でもなしで結構難しい。ぱっと見てすぐ名前が出てくるようにはなりたい所だ。

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