先の大雨で近くの山は林道が少し崩れたり斜面が崩れたり倒木が発生したり…。人間から見ると大した変化ではないのですが、小さな生き物達にとっては劇的な変化をもたらした場所も幾つかあるようです。
特に僕がよく通う地元の里地では、田圃の畔が崩れて小さな湿地が出来上がりました。中にはアマガエル達がかつて見た事のないような数が集まり、日夜鳴き狂っております。どこでもそれなりの環境さえあれば数を見かけるアマガエルですが、こうも数がいると個の行動差を見て楽しむことも出来るので、なかなか悪くない物ですね。

一方、同里地の街灯は数年前に全てLED化されたのですが、ここ最近ではノコギリカミキリを多く見かけます。

前に見かけた時はたまたま1個体が漏れ出て来たのかと思っていたのですが、今日はこの山のLED全てに飛来していたので、彼らには十分認識できる波長なのかも知れません。LED化されてからはヤママユ科やスズメガ科の蛾は一切見かけなくなりましたが、小型の蛾に交じって一部のコガネ(クロコガネ)や、ミヤマカミキリ、ノコギリカミキリ、ノコギリクワガタの雌、ミヤマクワガタ、カブトムシ辺りは比較的よく見かける気がします。甲虫には紫外領域よりやや長波長が見えたりするのでしょうか。

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