昨日の流れで今日はじっくり何か撮りに行こうかなと思ったが、結局イマイチモチベーションが上がらず、畑周辺を適当に探すだけにとどまった。
とは言え珍しいもんは無いにしても、季節なりに生物は増えて来る頃合いなので流石につまらんとかそんな事は無いのが救い。

クルマスズメ。
祝、陸の孤島初。そして本年度4種目のスズメガ(うーん…w)。

クルマスズメと言えば遥か昔に虫屋に誘われるがままに初めてライトに行って、そこで遭遇した初スズメガ。
ぎゃーぎゃー騒ぐほどではなかったものの、蛾がそれなりに苦手だった僕を「蛾もまあええやん」と思わせるに至らしめた程度には印象深かった奴。
まあなんと言うか、こう言うその辺に止まっているのを見るのは初なんだが、喜んでいいのかどうなのかはよくわからない。ライトをやるような層には幕荒らしとして嫌厭される蛾なので、蛾が好きな人間にすら嫌われる物に出会って喜ぶのもなんか悲しい気分になると言うか。
実際の所灯火に頼らずにどの程度出会えるのかと言う目安と言うか、指標のような物も正直よくわからんので何とも言えないが、長らく陸の孤島に通い詰めての初遭遇なのでライト以外ではそれなりに大変なんだと思いたい。
そうじゃないなら陸の孤島がクソって事で結論付けようと思う。

カレハガの仲間の繭、作成中。
笹だらけの所に作っていたので、まあ順当にタケカレハかな。

すぐ横にはクソデカ幼虫もいたので多分合ってる…はず。

ん-と、誰…?
夜陰に溶け込んでいて気づくまでちょっと時間かかったが。

色味がなんかあんまりそれっぽくないけど、模様とかからしてヒオドシチョウ辺り…?

なんかシャクガ。でかめ。

カマキリようちう。
いつの間にかちゃんと出てたんね。
このサイズだとオオかチョウセンか全くわからんの民だけど、幼虫の見分け方どっかに纏まって無いんだろうか。
虫はどうにもサラッと見やすい資料が少ない気がしてならぬ。

大きめのコクワ…かな?
今夜はコクワだらけだった。
他のクワガタ見つけられず。無能。

直翅ようちう。ササキリあたり?

やる気なさげなモリアオ。
ゲッソゲソだったけど、繁殖参加組なんだろうか。

夜はあんまり見かけないキンモンガ。

ラストはトビズムカデの共食い。

何回目だよって感じの共食い遭遇だけど、捕食対象として同種が選ばれる事は多いのかね。
僕が見た事があるトビズによる捕食はミミズ>蛾類>トビズぐらいの順で、他はあんまり見た事が無い。


ところで某(棒?)24mm Ver2のプロトタイプがテストされてるっぽいね。
Ver2はバレル部分が分割可能で、既存のStraight type(ストレート型)とPeriscope type(潜望鏡型)を組み替えられる構造っぽい感じかな?
出てる情報が少ないのでまだよくわからんけど、Periscope typeと言っても実際の潜望鏡のように2回曲げる訳ではなくて、レンズ先端部分が1回90度曲がってる形のよう。プリズムで曲げるのかミラーで曲げるのかによっても画質面は結構変わりそうだけど、その辺の情報はまだ出ていない雰囲気。
メリットとしては水中のカエルとか撮る時に、水面に対して直角にレンズを差し込んでも(つまり垂直にレンズを水に漬けても)被写体を水平に写す事が可能って所でしょう。水底の岩の下とかもバレルが届くなら撮れそうかな。
それともう一つ、分割構造故に持ち運びが既存の一体型よりもコンパクトにはなりそう、と言うところ。

一方で分割構造であること自体がデメリットとなる懸念はあって、一つは強度の低下、もう一つは光学的な面での精度低下が予想されるのだが、その辺何らかの工夫がされているのかは気になるところ。
特に前者は垂直に水に沈める事を考えると、うっかりすると浸水のリスクありそうでどうなん、と。

まあ僕個人は水中に突っ込む使い方をほぼしないし、しても水際からの水平距離の方が大事な場面が多いのでVer2は今のところあんまり魅力的には感じていないけれど。
なんか画期的な使い方が提示されたらあっさり掌クルーする可能性は無きにしも非ず。

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