寒気が流れ込んで一気に冷えた感じがあるが、ホウジャクはまだ元気なんね。割とフレッシュな機体…じゃなかった個体を見るなーと思ってたら彼ら成虫越冬したりするのか。そら見る訳だ。

先日は近くにモデル向きの大人しい(?)個体が佇んでいたので、例の新兵器の実験に付き合って頂いた。付き合って頂くも何もほんと微塵も動かなかったので勝手に撮ってただけだが。寒すぎなんかね。

まあそれは置いといて。
普段使ってるレンズとかと扱いの差を比較したかったので色々撮り比べ。ライティングはそれぞれ違うし条件も違うけど、このレンズ使うからにはこう撮りたいなーとか、このレンズだとここが限界なんだよなーってのを気にしながら撮ってみた。つもり。ぼちぼち行きましょうか。

と言う訳で早速新兵器で撮ったもの。

写りがあまりよろしくないのは前も触れたけど、それ以上にライティングやらリグの類をどう揃えてどう運用するかで個性が出そうな感じはする。未知数なファクターが多過ぎて、まだ試験的としか言いようがないが、あっさりコントロールさせてくれない辺りは燃えるモノがある。かな(笑) でも撮影に集中したいので、撮影方法にはあんまり意識向けたくないからヒトバシラーもっと増えろー。
ただなんと言っても被写体の懐に入り込んだ感じに撮れるのはとても楽しい。絵面としてはコンデジの広角マクロみたいな印象は拭えないけど、手持ちでなく三脚立てたりすればもう少し画質はマシになろうかと思う。

そのままちょっと引いたパターンも。こっちはピント盛大に外した。と言うかブレかな。いや両方か。

ここからいつものレンズたちと比べて行こう。まずはメインでよく使うレンズ。

特に癖も無いが倍率も高くない。今回比べる中では画質は一番いいはず。アングルは新兵器と統一したかったが、これでも既にカメラの左側が枝に接触している。

次。Tokina107。ちゃんとDXクロップ使ったので、25.5mm相当の画角。

倍率は上と大して変わんないけど、背景の入り方が一気に広がる。まあ便利なレンズだよね。小さいし。画質さえ気にしなければ優秀だと思う。

どんどん行こう。タムロン90mm。

倍率はもう少し上げられるが、被写体の角度をあまり変えないように撮ったらフォーカスポイントの都合でこの辺が限界であった。ピント外したのはまあ置いといて、まあマクロレンズだよなーと言う感じ。もっと寄って被写体以外を溶かしてしまうのが本領だろうなあやっぱ。ちなみに一番上の写真も90mmで撮っているので倍率的には全然余裕。

最後はLaowa15mm F4。準備面倒だったのでこいつだけ自然光。

フルフレームのボディだと接触寸前(と言うか南天の実にレンズ当たってる)まで行っても倍率はこれ位が限界。DXクロップ使うとTokina107よりかなり狭く、FXそのままだとほんの少し広い位の違いしかない。Tokina107とは画質を取るか、取り回しやコンパクトさを優先させるかで棲み分けする感じかな。

とりあえず適当に撮った分を並べるとこんなところ。
新兵器は画質こそスゲー!とはならないんだけど、新しい視界を与えてくれるので期待が高い。特にカメラを地面に固定できる両爬でどうなるか見てみたいね。トップの写真位だと魚露目でも撮れるけど。ま、どんどん実戦投入してこう。
一方でTokina107とLaowa15は解雇も検討している。好きなレンズだし、良いんだけど、どうしてもFX単体運用だと真価を発揮し辛いと言うか悪いポイントばかり目立ってしまうので、どちらもDXで使ってこそかなあと。Tokina107は元々DX用だからアレだけど、Laowa15のライズ、フォールも一応DX専用だしね。FXでも使えん事は無いけど周辺悲惨になるし、DXでの使用を想定しているんでしょう。たぶん。

FXで寄れてかつ画質の良い超広角が欲しいんだけどなかなかなー。
フィールド用途にマッチするかは微妙だけど、写りが好きすぎて恋焦がれている某レンズ、もういっそ買っちまおうかなと言う感じだ。今そんな気持ちになった。

 

ところで…

一番上の写真は前翅の先の模様から察するにクロホウジャクだと思うのだが、2枚目以降の個体はどっちだ?
ホシホウジャクで良いのかな。前翅の端っこ(外縁?亜外縁?)の模様が黒い長方形に見えるし。

 

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