昨夜もあるスズメガを求めて放浪してきたが、一昨日とはうってかわって街灯に蛾が殆どいない。月が許容限界に達したと言う事か。これから先どんどん満月に向かって行く一方なので、10日程は曇天でも来ない限り絶望的だろう。

ところで今日はカマドウマが異常に活発だった。いつもの登山道に大量に集まっていたカマドウマ達だが、それを狙う捕食者達も大勢いた。ムカデ、ザトウムシなどが主な面々だったが、丸々太ったアマガエル達も大勢集まっていた。

上の写真もただのアマガエルだが、とても大人しい個体だったので久しぶりに時間かけての撮影。近くにカメラバッグを下ろし、機材をアレコレ交換しながら撮影していたのだが、その間微動だにしなかった。人間が立ち上がったりすると割とすぐ反応してぴょんぴょんどこかに行くイメージあるんだが。

まあそれはさておき、地を這う生物達の撮影は難しさが色々あると思っている。
鳥獣と絶対的に違うのは、
・込み入った環境にいる事が多く、画面内の情報整理が難しい場面が多い。
・地面との距離が近いため、背景との分離が難しい。
・砂泥に塗れている事が多く、被写体自体がそこまで綺麗じゃない事が多い。
・レンズの口径があるため、目線の制約が厳しめ。
と言った辺りか。

被写体を動かさない限りはなんかしらの工夫が要る所だが、いつもは瞬間的な判断を求められる事ばかりなので、のんびり撮らせて貰えると色々試し甲斐があっていい。

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