立派なサイズのヒキガエルに会うと、なんか毎度の事なのに「おおー、すげえ!」と気分が上がってしまうのは何故だろうね。

ちなみにサイズ感はTwitterの方に貼った奴でわかるかなーと思うので、そっちを貼っておこう。

ところで野生のカエルって大体砂泥で汚れていたり、細かい礫がついていたりする事が多いけど、それ以外にも蚊やハエなんかを頭に乗せてたり…なんてのはしょっちゅう…どころか僕が遭遇する70%以上は大体なんか乗ってる。洗ったみたいに綺麗な奴はあんまりいないけど、一応いない事も無い感じ。特に水際にいるやつは。

で、今回のコイツはと言うと…

なんか色々乗ってますね。このカットではわかりづらいとは思いますが…。

写真的な話も少しだけ。
こう言うシチュエーションのヒキガエルさんは出会った時の姿勢を崩す事が少なく、正面回り込んでも微動だにしない事が多いので、ちょっと進路妨害しちゃったりなんかして撮影する事が結構ある。今回もそうなんだけど、よくそれで生き延びてられるよなって位に動かない。

で、こう言う逃げない動かない被写体ならもっとライティングは詰めるべきなんだろうなあ、って言う気はしている。例えば今回の場合、僕が僕なりの理想を求めるなら…だけど、バタフライ気味のレンブラント1灯でそれなりに回るように誤魔化しているのを、思い切って主灯をもっと左寄り大面積のウルトラソフトで光を回し、右下側から弱めのフィルインで影を起こすのが好みかなと。ほんでそのままでは全体的にぼわっとするので更に右後方からエッジ起こす用のスポットを当てて…、背景を弱めに起こす用に1灯~2灯を追加する感じなんだろうなあと。

ただしこれもこう言う被写体だから出来る話で、蛇撮りの場合は2灯ですらもはや論外。一番難易度の高い自然撮影の蛇に対応できる状態を維持しつつ、こう言うモノ想定で装備を切り替えるのはかなり難しい。まあ動かない被写体なので待ってもらってその間に2,3灯目を追加しても良かったりするんだが、流石にライティング機材増やすと…足腰砕けてしまう。

自然撮影は機材重量との闘いだな。体力ある内しか絶対出来ん。…そろそろきついんだが(笑)

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