本気でつまらない物を撮ってみる

我が地域の劣化が酷いといつまでも嘆いていても仕方がないので、撮るものが何も無いなら蛇撮り用本気レンズでどこにでもありそう/いそうな物を撮って遊んでみる事にした。撮影者が本気出したとかそう言う事ではない。たぶん。いざ撮りたい物に出会った時にちゃんと撮れるように、素振りしておくみたいなもんかな。ちなみにテレコン入りのズームレンズなんだけど、たぶん誰もこんな構成使ってないだろう…ってシロモノ。とは言え蛇を本気でちゃんと撮りたくて、悩みに悩んで計算に計算を重ねた末に、僕にしてはめちゃくちゃ奮発した物ではある。泣く泣くだが。今日はひたすらこれで撮ったやつだけ貼る。余談だけどこの装備で市街地うろうろしてると通行人にぎょっとされる事が多い。まあこの装備で頻繁に町中をうろうろしてるが、ポリスメンに遭遇しても職質された事は無いのでセーフ。

じゃ、前置きはこの辺にしてぼちぼち…

たぶんヒメウラナミジャノメ。蛇探す時って草むらの中からこっちをそっと覗いている目を探す事が多いから、なんかこう言うジャノメ系の眼状紋には一瞬で目が誘引されてダメ。

こっちは多分キマダラセセリ。セセリんの真後ろにはササグモがいたんだけど、流石にデカすぎるからか全く見向きもしていなかった。僕の写真にハイキー気味ってあんまり似合わん気がするからほぼ使って無かったけど、やっぱ難しいやね。カメラ内に突っ込んであるカスタムピクコンで遊んでみたのだけども。

シダの上に登ったカナヘビさん。カナヘビは夜探すると大体草の上で寝てたりするんだけど、ああ、こうやって寝床探してるのね。って感じだった。顔もちょっと得意げで可愛いな。良いベッドを見つけてご満悦なのかな。

最後はモリアオ卵塊の真下で待ち受けるウシガエル。よろしくない環境だなあとは思うんだけど、こう言うの見てもウシガエルに敵意が向く以前に「ほんと人間ってダメな生き物だなあ」って言う感情の方が僕は遥かに大きくてダメ。駆除せなならんのだけど、まあこの溜池は素人が近付ける場所では無いので許せ。で、出来る事ならモリアオ卵塊に近付いて、魚眼でがっつり絞り込んで、水面も一緒に写したいんだけど、この環境でそんな撮影してたら命が危ないので流石にできず。仮にボート出せても今度はウッシーにキャウーッって言われちゃうしな。

とまあ今日はこんな感じで。…うーん…なんか一度でいいから全力の本気出して撮影してみたいなあ。誰か撮影合宿みたいなの企画してよ。涼しい季節にさ。(他力本願＆夏は嫌