北海道から帰った翌日の晩、またまたライトラに誘って貰ったのでホイホイくっついて行った。

その時、期せずしてやってきたのがこやつ。コエビガラスズメ(Sphinx constricta Butler)。スズメガ亜科に属する大きくもなく、小さくも無いが、エビガラスズメに比べるとやや小ぶりな感じのスズメガ。

腹部の海老柄は似たような雰囲気だが、翅の模様はエビガラスズメのような複雑さは無く、翅を前後で分断するような黒い模様と、前翅後縁の波打ったような模様が特徴的。そしてそれ以上に胸部の黒さ。ぱっと見の印象でもうだいぶ雰囲気が違う。

食草はモクセイ科やスイカズラ科、バラ科シモツケ類、ツツジ科、ミズキ科、ヤマグルマ科と多岐にわたるが、食草となる種類まで掘り下げると、意外とどこにでもある種は少な目。とは言え、他の蛾を狙うとなんだかんだ一緒にやって来そうな雰囲気もある。

ってな訳で、スズメガの未見リストがまたまた久しぶりに更新となった。いつも言っているけれど、コンプリート狙ってない割には着実に未見が減って行って嬉しい限り。まあそれだけ本気出して探している種がレア物でハードル高いって事なのかもだけど。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です