フィールドの時期

春先からフィールドに出てばかりだったけれど、それも一旦終わりそうな頃合いになってきた。

夏休みと言えば虫や生き物の季節、と言う印象だけど、実際のトコロはそんな事はなくて、よっぽど標高を上げたりしない限りは8月はお休みシーズン。
流石に自然界の生き物にも8月の暑さは暑過ぎる。

ただ、楽しみもあるにはあって、8月の間1か月休めばまた9月頃には若い蛇達がニョロニョロ出てきたり、秋型の虫たちが活動を始めたりと面白いシーズンは待っています。
7，8月は僕個人の活動エリアでは蛇探しはほぼ絶望的で、唯一探せそうなのがマムシ位。

…と言う訳で、一旦底を迎える前の虫探し、行ってきました。(と言うかいつもの虫屋のS氏に同行させて頂きました。)
個人的にはスズメガの類がたくさん来てくれたので割と満足なのですが、蛾はどうもウケが悪いし、今回集まったスズメガは地味種だし、と言う事で今回はこの方の写真でも。

[pe2-image src=”http://lh3.googleusercontent.com/-gJVod6aXr5U/VbUQ13zB0FI/AAAAAAAAhNg/6fWe8fNymvo/s144-c-o/DSC_0806.jpg” href=”https://picasaweb.google.com/115537487755452117699/20150727_#6175860981705592914″ caption=”ミヤマクワガタ” type=”image” alt=”DSC_0806.jpg” ]

 はい、ミヤマクワガタ。
頭がゴツゴツと突起が多いし黒っぽいので写真的にはやりづらい相手です。
クワガタやカブトムシと言った甲虫類は夏休みが終わる頃にはほぼ姿を消して、また来年となってしまうので、もうそろそろ見納めかなぁと言う感じ。
こいつらが減るとともにスズメバチの活性が上がって来るので、樹液回りもあんまりしたくないですしね。

さぁ、8月はどうしよう。
標高上げるか、思い切って離島へ行くか、はたまた北へ向かうか。
悩ましくも楽しいシーズン到来です。