日没位の外を歩いていたらなんだか冷たい雨が降っていて、あからさまに寒冷前線通過しそうな感じの気配がしていた。一旦帰宅して天気図を見てみたら案の定台風崩れの温帯低気圧が寒冷前線引きずっていた。

これは蛙観察のチャンスとばかりに20時頃に再出発。

平野部と違って秋の冷え込みが加速度的な我が地域でこのような寒冷前線が通過すると、一気に出てくる生物が変わる。例え雨でも10度を下回るような気温では爬虫類は活性が下がり、あまり表立って活動はしなくなる。一方で両生類たちはと言うと、こう言う季節の変わり目を後押しするような前線活動は、越冬場所により近い場所への移動を促すようだ。

そんな訳で夏場に見かける場所と冬場に見かける場所の境界では蛙たちが元気だ。

トノサマガエル

夏場では田圃や湿地周辺で活発なトノサマガエル。今日は山中の、水場からほど遠い駐車場に数個体が現れた。徐々に山へと帰って行くのだろう。

我が市では繁殖場所が無く、いないとされているヒキガエル。雨天時にはそれなりに頻度で見かける事、2月末に某池で観測出来ている事からひっそりと生き残っているようだ。この個体はその繁殖池周辺をうろついていたので、本格的に寒くなるまで暫くは周辺で活動し、その後繁殖期まで眠るのだろう。

それにしても今日はほんと酷い豪雨だった。レーダー見たら完全に真っ赤。もはや地域特定容易なレベルのピンポイント豪雨だったが、こう言う日はTGが恋しくなる。どうせ雨と湿気でライティングし辛いし、構図練って撮るには豪雨でべしょべ所の中寝そべるしか無いのでどの道写真としては微妙。せめてE-M5で撮れば良かったかもしれん…。

さて・・・

本文とは一切関係ないが、今月中旬に西の地で某虫チャレンジのお誘いを受けている…のだが…片道所要時間が絶望的過ぎてヤバい。前後どっちか一日宿泊したいぐらいに時間がかかるのでちょっとスケジュール調整中。どうなる事やら…。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です