一昨日だっけかに、16日は時間があるんでトラツリチャレンジしようかなあなんて言ってたんですが…

起きた時間的に岡山のポイントには到底まともな時間に辿り着けない感じでした。ポイントまで6時間近くかかっちゃうんで、始発乗っても11時過ぎ着とかが限界なんですよね。札幌行くより時間かかるってなんなの。

別にトラツリって午前じゃなきゃいけないなんて事は無いはずですが、そうは言ってもこの時期の気象条件的に午前の方が飛びやすい事が多いってのも無くはないと思うので、出来ればチャレンジの際は午前中に辿り着きたいよね、と。

で…一応起きたのが7時過ぎだったので、弾丸で日帰り愛知プチ遠征行ってきました。一応記録のある市。とは言ってももう見たって話も5,6年以上前…かな?それ以降続報が無いし、どんどん宅地開発が進んでいるし、と言う感じの場所。一応もう一個同県で候補地はあったんですが、そっちはアクセス悪過ぎて今回は断念。

ちなみに今回行った場所も片道4時間なのでなかなか厳しかったですが…。

で。

結論から言えば惨敗ですよ惨敗。やっぱ安定的に観察できると言う岡山の2箇所どっちか行くしかねえですね…。
環境的にはいそうな感じビシバシあるので、ちゃんと双翅目屋…と言うかせめて虫屋連れて通えば見つかるのかも知れません。本来のシーズン的にもまだ序の口のはずですし、来るの早すぎた可能性も少しはあるかも。

一応今日行った場所と似たような雰囲気の場所

ただ良い感じの攪乱地にはひたすらヌスビトハギが生えていてうんざりする感じ。僕は正直もう行きたくねえです。行ったら確実に見られるなら行きますが、ズボンがかつてない程ヌスビトハギだらけになって辛かった。とにかく辛かった。なんか対策ねえんですかね…。

なお分布的にはセグロバッタもいるはずですが、こっちも見つけられず。もう一ヶ所の候補地の方がセグロバッタ的には良かったのかも。今回見つかった直翅は主にクルマバッタモドキが大半。所々トノサマバッタが混ざる感じかな。まあ直翅…と言うかいわゆる「バッタ」がショウリョウバッタかオンブバッタ位しかいない地域の人間からすればどれも大抵見慣れない感じのバッタなので新鮮は新鮮です。

多分全部クルマバッタモドキとトノサマバッタ。誤同定してたら知らん。

まーでも目的の物に会えなかったとは言え、下界に行くと生物の相が全然違うので楽しいですね。平野とも池沼とも全く無縁な陸の孤島民からすると、湿地や池、草地が多くて蝶やトンボが観察しやすくてホント良かった。

こやつはコノシメトンボでええんか?
1400によると平地から山までどこでもよく見かけるアカネ類のひとつらしいが、当然陸の孤島で見た事はない。と言うか陸の孤島ではアカネ類で翅端が褐色になるタイプのは見た事無いのよね。

こっちはウラナミシジミ。こないだ陸の孤島で初めて見た!って言ったばっかなのに、平地行くとアホみたいにいるんね…。まあなんか落ち着かない感じで撮りづらかったけど、今日みたいな天気だと活性高いとかあるんかしら。

だいぶボロい感じだったけどツバメシジミだろうか。
裏見せてくれんかったけど、表の模様の雰囲気が多分そう。なお右端にヌスビトハギが見切れてるが、この周りにも当然のようにヌスビトハギだらけだったので近付きたくなかった。

アオイトトンボ…かな。久々に絞り開放で撮ったら思った以上に被写界深度浅かった(笑) 目的の物探す時間惜しくて撮り直さずそのまま放置したやつ。下の方は腹をぴこぴこ動かしてたけどなんか意味あるんかな。まあいいや。

一応トラツリ来てないか花も色々見てたらアベリアにやって来ていたホウジャク。アベリアと言えばホウジャク…と言う感じの地域も多いらしいが、陸の孤島のアベリアは寂しいもんで虫なんてほぼ来てない。ホウジャクとかオオスカシバはLaowa24でじっくり撮りたいけど、新規の場所で歩き回る時には他に持って行くべきモノ多過ぎて持って行けんのよな。

ハンミョウ。目的の物じゃない被写体は時間かけてらんないので自然光で適当に。

草むらの奥の方で逆さまに止まっていたタテハチョウ。なんか普段見るタテハとは表の模様が違うな?と思って写真撮ってみたんだけど、キタテハかい?食草が荒地に生えるカナムグラとかってどっかで聞きかじった感じするので、如何にも荒地の虫って感じなのかな。実は初見

見慣れない風貌のミニマムなトンボたち。すぐ近くにいたので多分雌雄なんだと思うけどなんだろね。ハッチョウトンボよりは流石にちょっと大きい…のか?ぐらいのサイズ感だったので、なんか普通の種類の小型個体なのかも知れん。わからん。まあ写真じゃサイズ感わかんねえと思うけど、僕の小指の第二関節より先位の長さしか無かったので小さいは小さいと思う。たぶん。30mmギリギリ超えるかどうかぐらいかね。

茂みの奥にいたやつ。オオカマキリの雄…かなー。

花壇はほぼセセリんの独壇場だった。他の蝶とか虫来ても良さそうなのに…。

なんかドロバチの仲間。いわゆるトックリバチのどれかだと思うけど、セイタカアワダチソウってホント色んな虫を寄せ付ける感じあるね。

ちと撮りづらい所にいたのでピントやらなにやら色々怪しい感じのハゴロモ。これはアミガサ…なのか…?アミガサは翅の外縁の白い模様のすぐ後ろに黒い模様入るイメージなんだけど、よくわからん。捕獲するかセイタカアワダチソウ動かしてでもちゃんと撮っておけば良かったかなー。

とりあえず今日(もう昨日か)撮った虫たちは大体こんな感じ。
普段このブログ見慣れてる人からすると普段全然出て来ない虫たちばっかな感じは伝わるかな…。とは言え僕が今回行ったような場所に環境が近い人からするとどこでもおるやん案件ばっかなのかもだけど。

と言った感じで今回はおしまい。
平日のど真ん中にも拘らず遊んでくれたお二方ありがとうございました。

あとアレ。
普段撮り慣れてない被写体とか地形とかだと写真撮るのめちゃむずい。探索にリソース割くので、写真をしっかり撮る余裕無いんですよねえ。のんびりしてるとこの季節は一瞬で暗くなってしまいますし。

※今回ヌスビトハギと言っているのは多分アレチヌスビトハギだと思うけど、同定出来ないので…。

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