一昨日の晩、林道を歩いていたらクロコノマチョウが大量にいたのでなんとなく写真撮って歩いてみた。撮ってて思ったけど、結構カラーバリエーションが豊富なんね。蝶が好きな人には常識なのかも知れないけど。上の個体は僕が今まで一番よく見かけたタイプ。

この日は台風後の長雨が過ぎた直後の夜だったせいか、2m歩けば次のクロコノマ…と言う状態で、全部撮っていたら全然前に進めなかったのだが、比較的撮りやすい高さにいたもののうち、この晩に見られたカラーバリエーションと呼んで良さそうなもの全部貼ってみようと思う。

と言う訳で

こちらもスタンダードなタイプに見える。

軽くネットの海を彷徨ったところ、夏型秋型で翅形に差があり、雌雄でも差があるようなことが書いてあったので、大きく分ければ季節型×雌雄の計4タイプって事らしい。それに加えて色彩の幅がそれなりにあると言う事のようだ。

特に秋型は前翅端の突起状の出っ張りと言うのか、この部分がより鋭角になるらしい。雌雄差もあるとかなんとか。

とりあえずここまでが比較的よく見かける地味な色の方々。

こちらは赤褐色が強かった個体。実際昼光の元で見たら茶色なんだろうけど、夜間ライトで照らして浮き上がった姿はピンク色にも見えた。

こちらは逆に彩度が極端に低く、灰色の濃淡で構成された個体。実に渋い。

やや高いところに止まっていた個体。

ところで蝶撮影って地味に難しくね?荒れ地みたいな草原なら正面回り込んだり飛翔撮ってみたりできるけど、基本三点フォーカスで撮るしか選択肢無いような。特にクロコノマは枝の付け根の方に頭向けてる事多くて、顔見たければ樹幹に背を向けるしかなかいし、木を揺らさずには近づけないとか、斜面だから立てないとかザラ。もうちょいバリエーション撮りてえわなあ。

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