上は2018年冬撮影

鳥って結構類似種多かったり、個体の羽毛の状態とかで結構同定困るケースは多かったりする。モズなんて模様が個体でかなり違うとか言われていたりするし。

で、そんなややこしい鳥さん。
僕も初めて観察に連れてって貰った当初は全然わからなかったのが、このホオジロ属、カシラダカとホオジロ。

鳥屋な方は一目でわかると思うけど、わかる?
それ以前に鳥そんな知らん人にはカシラダカって名前自体が初耳かも知れんね。

まあ、いきなりだけど、答えは上がカシラダカ、下がホオジロ。
カシラダカは名前の通り頭の毛がぼわっと逆立っている事からその名がつけられたが、必ずしも逆立っている訳ではないらしい。基本的に興奮している時等にぼわっとなる模様。

ホオジロの方も頭結構デカく見えるんすけどね。

で、同定方法はってえと基本的には腹の色だそうで。カシラダカが白で、ホオジロが褐色って感じですね。
 でもこれ、”カシラダカが白でホオジロが褐色”ってワードだけ覚えていると、顔面の色で混乱するので、ちゃんと”腹が”ってのも含めて覚えておきたい所。ってのも、ホオジロは顔の地色が白で過眼線が黒の白黒構成、一方のカシラダカは地色が褐色気味で過眼線が濃褐色なんですわ。腹の色と顔の地色が逆なんね。

ちなみに鳥ってこのホオジロ写真のように小首傾げたような姿勢を取る事多いけど、何かを注視する時にこのポーズを取るらしい。一般的には大体の鳥が視野角(全視野)300度程度あるらしいんだけど、両目視野は結構狭くて30度前後らしい。んで、全視野はぼやっと見渡しているけど、物を注視する時は両目視野を使うようなので、何かを見る時は首を回して両目視野に収めるんだとか。伝聞形ばっかだな(笑)
 まあアレ。蛇と似たような感じやね。基本的には。とは言え鳥の方が可視光から紫外線領域までの4色色覚を使うのに対して、蛇はピット器官を備えた一部の種が赤外線領域を使うので、見え方にはだいぶ乖離があるはず。って言うか、蛇が可視光領域どんだけ見えてんだって言う文献ってあんまりなかったような?あったっけ?4色色覚を持つ種、3色色覚の種、2色色覚の種がいるって話は聞いた覚えがあるけど。
 あと蛇はピント合わせが水晶体の前後移動でやってるんよね。魚とかと同じ。ヒトなんかは水晶体の厚みを変化させることでピント合わせを行うんだけども。

まあいいか。

それはそうと今冬特に撮る物決めて無かったんだが、なんとなくこの感じで行くと鳥と冬蛾…撮ってそう、かねえ。TAMRON150-600mmはどんだけTiCで調整しても精度出なくて手放しちゃったんで、もうちょい自分に合った望遠見つけとかないとなー感はある。まあ最悪鳥さんは双眼鏡で眺めてるだけでも充分楽しめるから良いっちゃ良いけど。

あと今日は多分夜にもう一回鳥ネタで軽めの更新する。はず。

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