ライティング

僕の場合大体の場合フィールド散策してて出会う生き物の姿って、こう言う茂みに半分隠れたような状況が多いのだけど、生物界隈の写真上手い人は殆どこんな状況の写真がない。

[pe2-image src=”https://lh3.googleusercontent.com/-oPk_XMGuBUk/VjxB0Yaq7TI/AAAAAAAAlq4/q27Mma4vaxo1u0bRCynQaZJwj0C8z7R8wCHM/s144-c-o/DSC_1664.jpg” href=”https://picasaweb.google.com/115537487755452117699/20151106_02#6213913954027760946″ caption=”” type=”image” alt=”DSC_1664.jpg” ]

 皆さんどうやって撮ってるんだろうか。
こう言う状況の撮影の辛さって3つ程あって、一つはスキマが限られるから、イコール構図も強制されること。
二つ目は環境光を使うにしても、スピードライトを使うにしても、遮蔽物が多く上手く光が回らず上の写真みたいにデカイ影が落ちてしまうこと。
三つ目は蛇側の視点に立つと、スキマの外さえ警戒していればいいので、蛇にはとても感付かれやすいこと。

個人的には物撮りで言う天トレみたいなトップ気味の面光源1灯で撮るのが好きなんだけど、フィールドの場合障害物を回避しつつ大きな面光源を配置する事ってかなり難しい。
虫なんかが相手の時は直射気味のディフューザーで大体なんとかなるケースが多いのだけど、両生類爬虫類はキャッチライトの位置や形も気にしなきゃいけない。
そうなると現場の状況にフレキシブルに対応しなきゃいけなくなって、まぁおおよそ大体のシチュエーションでは光を諦める事になる。

またカエルなんかの場合、向こうに気づかれていても距離感や近づき方を間違えなければ大体なんとかなるが、蛇だと夜光を照射できる範囲まで行くとほぼ相手に気づかれる。
気付かれてしまうともう自然写真って意味ではもう台無しだ。

かと言って色んな状況に対応できるよう、アレコレライティング機材を持ち歩くと、フットワークも悪くなるし、付け替えの時間でシャッターチャンスを逃すことだってある。
なんとか汎用性が高くて納得のいくライティングを見つけ出せるといいのだけど。

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