昨夜はフユシャクを求めて大阪府の某フィールドへ行ってきました。環境自体は良く、時間があれば無限に遊んでいられる系の場所。なんですが、僕の家からだと充分堪能してしまうと帰宅困難となる事、同業者・一般人含め人が多い事で割と敬遠しがちだったんですよね。しかしフユシャクのため、背に腹は代えられぬ…と言う事で。

で、目的のフユシャクはかなりの数が見つかり、地元の山の数年分は見られたんじゃないかなーと言う感じで満足して帰ろうとしたところ…。

手すりに何やら季節感がおかしい感じの物が。

1月なのにカミキリ…?

カミキリの事をよく知らないので成虫越冬でもするのかなと思い、写真だけ撮ってスルーしかかったんですが、念の為カミキリ屋と甲虫屋に聞いたところ「明らかに季節おかしい」との事。

詳しく聞いてみるとこれはキマダラミヤマカミキリと言うそうで、本来であれば5-8月の夏の虫だそう。当然成虫越冬するような虫でもなく。恐らくはこの時期であっても蛹室内では成虫でいて、それが何らかの形で材が割れた/割られた等して出てきたのではないか、と言う話でした。

こう言う時に知識が無いとイマイチどれぐらいおかしな事なのかピンと来ないのがアレですが(恥

何にしても小豆色がかった茶褐色の地色に、金色の毛が上品なゴージャス感を醸し出していてカッコイイ虫でした。夏にも見た事はある気はするんですが、割と樹幹をせわしなくカサカサ歩き回っている感じでじっくり見た事は無かったんですよね。流石に1月ともなれば寒過ぎるのか、たまに触覚をピクピク動かすだけで大人しいものでした。

なおフユシャクの写真は…どうしましょう。また気が向いた時に貼る…かも。

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