たまにはHIDのメンテナンスをしておかねばなと、月が悪い中林内でライトを焚いたところ、なんか久方ぶりの物が飛来した。

こいつもThe・早春の蛾と言う感じのアオバシャチホコ。似たような名前のやつにアオシャチホコと言うのがいるが、アオ”バ”である。

春の三大蛾()を探していると稀に見る奴で、個人的な印象で言えば三大蛾より遥かに出会い辛い。まあ食草がクマノミズキだったりヤマボウシだったりと、サクラやモクセイ科の植物、エゾヨツメが食害するような植物たちに比べるとやや場所が限られるためだとは思われる。

アオバと言う名こそついているが、実際は黒地に山吹色とライトグレーの毛や鱗粉が散りばめられたデザイン。寒色気味の光源で照らすと、山吹色との補色効果により、グレーの部分に当たった光の寒色成分が強調されて青く見える。

そしてその寒色に染まったグレー部分との補色効果により、山吹色の毛並みが金色に輝いているようにさえ見えて大層綺麗。地味だが、とても綺麗。

シャチホコの類は顔つきが可愛いのは言うまでもないが、このアオバシャチホコ、その毛流れなどのせいで、脚の形がめちゃくちゃ可愛いと思うんだがどうか。是非脚にも注目してみて欲しい。


さて、今年の初めにカメラのマウントを変えてからと言うもの、メーカーのロードマップと現行ラインナップ、アダプター経由で使えるレンズ一覧をにらめっこしながら、最終的な構成を練っていたんですが…

ここに来て一気に爆弾投下された感じです。
蛇撮り用としては扱いやすい事この上ないスペックなので買ってしまいたいと思っているんですが、またしてもEマウント用。出来る事ならAPS-Cで使いたい所ですが、EマウントのAPS-Cはちょっと流石に…って感じですし、使えるボディとなるとなかなか選択肢が厳しい感じです。Z7とかで無理やり使っても良いのかも知れませんが、件のレンズが発売されてない今の段階で動くかどうかの確認は取れず。あとZ7はZ6に比べローライトが弱いのもネックなので、昼間はともかく夜を考えると導入にはちょっと踏み切れません。Z6でAPS-Cクロップは画素的にキツイですしね。

うーん、悩ましいですねー。
本格的に構成練り直しです。
もしかしたら致命傷じゃない今、もう一回マウント変更も考慮に入れねばならないかも知れません。今のマウントで使う事を期待していた片方が件の問題発生レンズですし、もう一本はEマウントの20mmですし。

基本的に機材は絞って減らして軽くして行く方向性なので、如何に自分が納得いくクオリティを納得いく重さで実現できるか、と言う形です。Fマウントの70-200mm f/2.8E FLなんかはとても優秀なレンズで主力たりえるんですが、フィールドでこれプラス5,6本のレンズ持ち歩くとなると足腰に結構負担ですし、流石にダメージ蓄積してきた感じなので対策を考えたいんですよね。

またじっくり考える日々かも知れません。

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