最近庭でよく見かけるハバチの仲間(恐らくオオツマグロハバチ)が何かを捕食していた。
最初、初めて見た時は配色的にも大きさ的にもシリアゲの仲間かな?って一瞬思ったんだけど、近づいてみてみたら全然違って、普通に蜂っぽいフォルムしてた。
で、なんか脚の安定悪そうだしそれでいいのか…って思って眺めてたんだけど、そしたらふっと飛び立っちゃって。
あーあー、近付き過ぎたか―。やらかしたなー。
などと一瞬頭をよぎりそうになったが
どうも脚の安定が悪かっただけのようで、小ジャンプのような動きして一瞬で元の葉の上に戻ってきた。
それにしても頭楯(?)の部分と頭の上の方、複眼で色がバッサリセパレートしてるせいか、なんかこのアングルだと珍妙な顔した虫に見えてしまう(笑)
ところで。
唐突だけどみんな忘れられない他人の写真ってある?
僕は2枚だけあって、そのどちらもある意味で自分が撮ったもの以上に忘れられない写真なんだけど、どっちも捕食写真なのね。食う側も、食われる側も、画面の配色構成も、絞りの選択も、光線状態も何から何まで僕好みでぶっ刺さる感じのやつでね。
喰う瞬間ってやっぱこう月並みだけど、生と死が同時にそこにある場面な訳じゃん。自然の環境の中では日夜これが淡々と繰り返されてる訳だけど、自然の中で見る死ってやっぱり結構グロテスクっつーか、生々しい事が多いので、そこを汚く見せないと言うのはやっぱ腕が要るなあ…と思う次第。
喰われてお亡くなりになった虫にはちょっと申し訳ないが、流石にこの絵面はちょっと汚い。