先日友人達と話していた時に、「そう言えば最大撮影倍率換算するのって誰が言いだしたんだろうね?」と言う話になった。一部ではもう定着しつつある最大撮影倍率の換算だが、紛らわしいので本当にやめて欲しいって言う話は今回はしない。

と言うワケで、今回はその理屈が許されるのなら!的に懐かしい機材を引っ張り出してきてお庭でお遊び。

405mm f/2.8の2.7倍マクロでの撮影である。

文脈でもう既に察している人はいるかも知れないが、あえて説明しておくと画角が2.7倍相当となる1インチセンサーのカメラで撮っただけ。もっと詳しく言えば、懐かしのNikon1 V2にSIGMA 150mm MACROを装着しただけである。

前置きが長くなったのであとは適当に写真を貼って行こう。

先日うまれたチョウセンカマキリのちび。
画質はともかくとして、うまれたてのカマキリがこれぐらいの大きさで写せるなら…当時の機材としてはまあ無しではなかった。

ちなみにNikon1 V2と言うと、もう8年前の14Mpミラーレスレンズ交換式アドバンストカメラだ。どこから突っ込んでいいのかわからない謎の公式呼称アドバンストカメラ。ベース感度のISO160でも画質的に相当つらいのだが、ISO400ぐらいからもう画像がぐちゃぐちゃしてきてかなり厳しいし、フラッシュ使用時のSSも1/60が上限、マニュアル発光できるフラッシュも一般的な物は使えない。FT1使用時にはフォーカスポイントが中央一点に制約される。…と、何から何まで今思うと苦行レベルだが、庭で他愛もない物を撮って遊ぶ分にはまあまあ楽しいかなあ。

思い通りに撮れない、綺麗に撮ってくれない、それをどうカバーして遊ぶか、みたいな(笑)

流石に中央一点しかないフォーカスポイントでAFしても構図がつらいだけなので、どうせ小センサー、コサイン誤差など気にしてられるかとAF後フレーミングしなおしたり、MF駆使したりした。

とは言えしんどい事だけでもなくて、400mm相当で2.7倍相当まで寄れるとなるとかなり雑な近付き方をしても被写体までの距離は十分取れると言うメリットだけは一応ある。

光線状態が良かったり撮影環境が良ければまだもう少し印象は違ってくるかもしれんのだけど、まあ今回はお遊びなので雰囲気重視の適当で。なお過去に作ったまま放置していたカスタムピクコンを色々充ててみたので本来の色味とは色々違うが、まあ雰囲気重視なので(2度目)。

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