昨日、ディフューザーの話をしていた流れで「フラッシュの先に付ける網目状のやつってなんですのん?」的な事を聞かれた。

恐らくハニカムグリッドの事…だと思うんだけど…。んで、スポットライト的に使うんよーみたいな話はしたんだけど、折角カメラネタ出て来たし昔作った超チープなグリッドも発掘されたのでそれ使いながら話をしてみる。

ハニカムグリッドってなんじゃらほって人向けに直訳しとくと、Honeycomb Gridでハニカムグリッド。ハチの巣構造の格子って感じですかね。ハチの巣のような正六角柱を並べたような構造なのでそう呼ばれている。

使うとどうなるのって話だけど…

とりあえずフラッシュ直射。普通な感じに拡散している。特に設定変えてないので照射角は24mmのまま。(なお床が汚いのは庭作業やってそのまま泥まみれでうっかり部屋にあがってしまったから。)

んで、これにグリッドを付けると…

照射角は24mmのままだけど、スポット的に被写体の一部分にだけ光が当たっているのがお分かりいただけるだろうか。

ちなみに今回はちゃんとしたハニカムグリッドじゃなくて、ハニカムですらない、四角柱のグリッドを使ったんだけど、効果はほぼ同じ。

ホームセンターとかで売ってるプラダン(プラスチック段ボール)を重ねて、フラッシュのヘッド部分のサイズに合わせただけの物。

実際コレを撮影に取り込んでいくとどんなイメージになるのかって言うと…

ざっくりこんな感じ。
わかりやすくするために、スポットライト成分はちょっと強めに発光させた。

グリッドの反逆光のみだと上のような感じに。
エッジを強調するのに使いやすい。セッティングが面倒で床置きしちゃったので床にも光が当たってるが、通常は当てる場所をもう少し絞るとか、光量を調節するなどして使う事が多い。と思う。当てたい場所にだけ当てるイメージ。スヌートとか併用するとより効果的かな。

ちなみにメインライトとしているのは僕が多用しているやつ。

メインのみだとこんな感じかな。

ちなみにこの状態で被写体にあたるメインライトと反逆光からのスポットライトがアクセントライトとなる2灯になっていて、背景にはほとんど光が当たっていないが、こう言う使い方の時は背景を起こす用にもう一灯~二灯ぐらい用意する事が普通な気はする。その場合はメインのソフトボックスにもグリッドを仕込んで背景に光が漏れないようにするんだと思うけど。

なんにしても用法用量を好みにアレンジすればまあまあ使い勝手のいいアクセントライトにはなると思う。よ。

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