昨日の昼間が嘘のように一瞬でまた寒くなった。

寒くてもまだヤモリはのそのそ歩いている。
流石に動きが緩慢だけど。

ウスキツバメエダシャク。
ほんと増えて来たね。

正直…顔はそんな可愛くは無いな~とは思ってるんだけど。(ごめん

とは言えこいつがいるおかげで坊主喰らう可能性はほぼ無いので我が地域ではこれでも貴重な存在でもある。

ブドウトリバ…かな。
うちの辺りではトリバガと言えばブドウトリバかヒルガオトリバかしか見かけんのつらいんだけど、まあそれはともかくとして、やっぱかっこ良い。とても良い。

願わくばもうちょい写真撮りやすい状況で出会いたい。


さて…

■今年の蛾探し

なんだかんだ10月も下旬。

今年の低温加速っぷりは半端なく、もう冬だなあと言う感じをひしひしと感じているが、本格的に冬になる前に探しておかないといけない蛾が幾つか残っている。

ヒメヤママユやウスタビガ、ミノウスバも勿論そうなんだけど、秋のフユシャク(変な日本語だな)は雌どころか雄も見た事が無いので探しておかねばならぬ。

基本的に秋のフユシャクって関西圏の記録がすっぽり抜け落ちているし、ネットで調べても一切情報がかからないのでほぼいない…みたいなイメージがあるが、正直この記録には疑念しかない(*)ので、探してみようかなと。(*探してる人が極端に少ないだけだよね?と思っている。)

チャバネフユエダシャクはだいぶ前に虫屋に「探しに行かん?」とは言ったんだが…。一応場所はわかったのでいずれ探しに行くのは確定として、タイミングがいまいち測りかねる。確実に記録があるのは年末年始頃。
但し他の地域の出方から計算するとなんとなく12月中頃には出ていそうな気がせんでもないので、12月19日あたりに一回下見して、本命は26~4日位まで…かなあ。多分。
去年その場所にいると知ったのが1月7日頃で、1月10日からは毎日のように通っていたけれど結局会う事は無かった。なので、正月より前にピークがあるのは確かかなあと。
食草がアホみたいにあるので、タイミングさえ合えばなんとでもなる虫なんだとは思うし、クヌギ林では多いみたいな事が書いてあるけれど、地元では雄の1匹も見た事無いのでほんまかな感は凄くある。過去4年ほどは年末年始だからってフィールドサボった事は無いんだけどもねえ。

んで、それ以外にもウスオビフユエダシャクや、ナカジマフユエダシャク、イチモジフユナミシャクなども探しておきたいが、この3種は関西圏では記録は皆無と言っていい。

まずウスオビフユエダシャク。
コイツは関西圏の記録がすっぽり抜けてる奴だが、四国や山口で記録があるので、この辺にいても別におかしい話ではない。と思うのだがどうだろうか。
食草は未知らしいが、ブナ・シラカバ・ケヤキ・クヌギで飼育できるとか。その辺食うならどこにでもいそう…。タイミング的にはもうそろそろ…かな。

次にナカジマフユエダシャク。
関西圏では京都に記録がある。らしい。
食草は未知で飼育でもクヌギは喰わず、サクラには食痕を残す程度…だとか。
本格的に何もわからない感があるけれど、京都でいるなら仮に京都の北の方だったとしてもこの辺とか裏六甲とか大丈夫そうに思えるんだけどどうなんだろう。ちゃんと京都のどこかまで調べておかねば。
タイミング的にはウスオビが終わった後ぐらいかな?
なんか自メモ見るとコレっぽい雄を見てる事になってるんだけど、肝心の日付と写真が何故か書いてないので鋭意掘り返し中。遠征先で見たのかも知れないし、トギレフユの時みたいにほんまに見てる可能性もあるのでちゃんと探さねば…。

最後はイチモジフユナミシャク。
ウスオビやナカジマはともかくこれも見ておきたい蛾。
関西近辺と言う意味では、奈良や鳥取で記録があるようだ。詳細は掘り下げられていないのでまだどこかはわからん。高標高地なのか…?と思ったけれど、ハルニレ・ケヤキ・リンゴ・ソメイヨシノを食ってるそうなので、そんな標高も要らなさそう。記録見てると狭山湖とかもあるし。
ちなみに飼育ではシダレヤナギ・クヌギ・コナラ・ノイバラで飼育できたそうなので、これまたそこそこ広食性っぽい雰囲気。
サクラ行けるならいつものフユシャクポイントどちらか行けばチャンスはありげに思えるんだけどどうかなあ…。

まだまだ宿題が多い…(笑)

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