週末久しぶりに夕方うろうろしてたら急に…

フクラスズメがどこからともなく降って来て、目の前でズバッと土下座した。

なんかこう無能な殿様の前に頭上から降って来て「影ながらお守り申し上げておりました…」とか言って現れるシノビみたいな登場の仕方で面食らった。(この例えどうなの…

まあそれはともかくとして、夜見かけるより幾分か色鮮やかなのね。
特に赤褐色の複眼とか青みを帯びた頭部(と言うか口の辺り?)とか。

出来ればこいつも飛んでる所撮りたい蛾だけど、なかなか都合よい高さを飛んでないのでそう言う意味ではめちゃくちゃ厄介よな。

久しぶりに見たトンボ。

どっから流れて来たのか乾きに乾いた山麓にぽつんと1匹だけ。
太陽が傾き始めてなんか雰囲気あった。

同場面をD850+TC-17EII+300mm f/4PFで。

f/16まで絞ってss1/8000でもまだ傾き始めた太陽ですら白く消し飛んでしまった。

ところでトンボは撮りたいイメージがあるんだけど、そもそもトンボ自体この辺からすると激レア案件みたいなところがあって困る。
出来る事なら空側が開けていて、遥か遠くが見渡せる感じのロケーションが良いんだけど、そうそう都合よく良い環境ってないよな。

ジョロウグモ。

秋深まると(ウスキツバメと同じぐらいの加速度で)ガンガン増えて、あちこちに網を張る。僕がよく行く辺りではサンセットが拝めないのでまだまだ高い太陽だが、もう少し沈んで明るさも落ち着いたら様になるのになあといつも思ってしまう。

こちらもジョロウグモ。

何気にかなりの数の雄が群がってきている。

そう言えば先日のハラビロ卵だが、まだほんのり緑色が残っていた。

こちらはコガネグモかな。
足が欠けているが…、この時期になると丸々と太った蜘蛛をよく目にするようになるな。そんなに食うものあるのか…?と思うのだけども。

マーカーついてたツマグロヒョウモン。

全部の生物にこんなマーカーついてたら探す苦労無くていいのに…。

別アングルから。

沈みゆく太陽の色味がなんか良いなーと思ったので、それを殺してしまわないように気を付けながらライティングした。つもり。

この辺不毛だし畑だらけなので遊べる場所少ないんだけど、畑から漏れてくるの眺めるだけでも楽しいと言えば楽しい…

のか…?

いやまあでもあれだ。
普段夜ばっかで背景真っ黒に落ちちゃう写真ばっかりだから、久しぶりに背景ある写真撮るの楽しいなあ。
まだまだ明るい時間の経験値低すぎて初心者過ぎるんでもっとこう言う機会作れたらいいんだけど、地元は昼間通行人多過ぎてライティングする写真なんかはちょっとやりづらいのよね。(自然光でもしんどいけど)


ところで少し前に言っていたPhotoshopの機能追加の件。

ちょっと雑に試してみたので貼ってみようと思う。
以下完全にお遊びとして見てくだされ。

まずは空の置き換え機能。

適当にやっただけなので雑コラ感あるけど、なんかこう言うの500pxとかインスタでいっぱい見た事ある気がする(笑)
空の置き換え機能ポチっとやっただけじゃ違和感が凄かったので、置き換え機能が作った空レイヤーにガウスぼかしかけて、被写体である鳶とノイズ感合わせるためにノイズの追加のみの処理。合わせて1分ぐらいの出来事。
解像感までは合わせてないのと、焦点距離に合った暈し方意識して背景にボカし掛けてないので、そこが雑コラ感生み出してる要因かな。

なんて言うかコレ、プリセットの空使ったからアレだけど、被写体と空を同一レンズ、同一フォーカス距離で別撮りしてコンポジットすれば精巧な偽物作れそうだな…。

まあこれまでもこの手のコラージュはよくあったと言うか手動でマスク作れるかどうかだけだったので、今回の機能追加はそれが楽に雑に出来るようになったってだけなんだけど、そんでも雑に素人騙せそうな画像をぽこじゃか作れるのはどうなんと思わんでもない(笑)
これが飛行機とかになるとエンジンの熱で歪む空気とか、スモークとかが多分上手く処理できないから普通には使えないとは思うけど。

機能的には嬉しい人もジャンルによりけりでそこそこいたりするのは想像がつくので、この機能自体に対してはどうこう言う事は無いけど、この手の写真(?)の運用だったり、特にSNSで回ってくるような写真の閲覧は気になる人はより神経使うようになりそうね。

はい、次。

この写真は以下リンクで前に使った写真にエフェクトかけてみただけのやつ。

使った機能は、ニューラルフィルターの中の「深度に応じたかすみ」。

文字通り被写界深度に応じて霞をかけられるってだけの機能なので、背景の置き換えに比べて頗る地味なんだけど、この写真の場合はモリアオの吻端の先と言うか下の網の部分の濃さなんかがわかりやすいかな。

とりあえずマクロ用途の場合は絞りに絞って煩くなったりコントラスト付き過ぎた背景を少し霞ませる事によって被写体と分離しやすくなる…と言うのが適当に試した段階で目に付いた部分。

まあポトレ的なの撮ってる人の方が恩恵ありそうな機能かな。

「深度に応じた」と言う部分をひとまず置いておくと、Lrの「かすみの除去」の真逆の動作みたいな感じ。かすみの除去をマイナスに動かしても基本的な効果のかかり方は似たような、或いは同じ感じだと思う。

んで「深度に応じた」とはどう言う事かと言うと、例えばLrでシャープをかける時。マスクのスライダーを左に動かす(0に近づける)と、デフォーカス部分にもまとめてシャープがかかってしまう。
逆に右に動かすと、フォーカス部分に近い部分…つまり空間周波数が高い領域にだけシャープをかけるイメージだけど、「深度に応じたかすみ」の「深度に応じた」部分はこのマスクと似た働きを持っていると言う事。
総合すると「かすみ」のスライダーを右に動かせば動かすほど、空間周波数の低い領域に対してLrの「かすみの除去をマイナスに振った」ような効果が掛けられると言う感じ。
デフォーカス部分に対して効果を掛けると言うニュアンスと思えばわかりやすいかなと。閾値設定してシャープかけてたような層には実用上はその辺の調整できるパラメータが増えた…みたいな。

なので、Lrの「シャープ」「かすみの除去」「明瞭度」「テクスチャ」に加えてPsの「USM」「ハイパス」「深度に応じたかすみ」「ぼかし」などを使い分ける事で、解像感やテクスチャ感、立体感をコントロールしやすくなった…と捉えれば良いのかなと。

おまけ的にデフォーカス部分に色味を乗せる事も出来たりするけど、そこはあんまり本命の機能ではないような…?
僕が気付いてないだけで良い使い方があるのかもだけど。

まあ個人的にはネイチャー系の写真を撮る限りはいずれもあまり触らない項目だとは思うので、一応頭の片隅に置いとくといざと言う時に便利、と言う感じ。
ちゃんとしたメディアでキメッキメのカットを載せるとか言う用途になると、ちゃんと追い込まないといけないパラメータではあるかなあとは思うけれど。

とりあえず今回はこんなもんで。
他の項目はあんまり良い使い方を見つけられなかったので、色々情報収集してから試してみます。

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