少しだけ暖かくなったせいか、虫達がわずかに戻って来たような、そんな夜。

とは言えラインナップは「いつもの」から越冬しない直翅を抜いただけみたいな物が主だったところだが、それでも先日の3度の夜よりかは遥かにマシ。

てなワケで本日トップバッターは、クビキリギス。

先日初めてじっくり撮って(?)からと言うもの、なんか頭部形状が物凄い気に入ってしまった(笑)
なんかあれよね、ほんのちょっとだけ…ほんのちょっとだけだけど、N700系の新幹線みたいな。

殆ど見なくなったヤマトシジミもまだ残存していたらしい。

コンクリートブロックの壁を上からのそのそ降りてきたトゲナナフシ。
ほんとは広角で目いっぱい寄って、壁の全景入れて、林縁をアクセントに星空バックで撮りたかったんだけど、腕を目いっぱい伸ばしてマクロレンズつけてギリギリこんな構図なので、広角長秒露光できるような高さではなかった…。

なんか蛾。
280mm f/4で環境光のみで。
こう言う動かない被写体ならもう三脚構えてライティング無しで撮ったら雰囲気出そうな気はする。
自分のスタイル的に大型三脚持ち歩きは無理だけど、それでも将来的にはライティングをしない撮影に移行していけたらいいなあと漠然と考えている。
いや、むしろライティング機材持たなくなったら三脚持てるのかな。

なんかシャクのようちう。
夜中見るとこの姿勢のやつ多い気がするけど、この姿勢が楽なのかね。
やたら目立つし却ってしんどそうにも見えるんだが。

灯火に飛来したヒメヤママユ。
山からは少し離れた駐車場の水銀灯下。

この水銀灯はホント謎で、普段はウスキツバメエダシャクとかのどこにでもいるやつかミクロのよくわからんやつが極稀に来るレベルの過疎過疎水銀灯なんだけど、毎年必ずヒメヤママユだけは最低でも1頭はやって来る。
ヒメヤママユ来るなら他も(ミズアオとかスズメガとかそれ以外にもシャクガの類とか)来ても良さそうなのになあと可能な限り毎日チェックしているが、今のところ大型蛾と呼べる物はヒメヤママユ以外来た試しが無い。

ホント謎。

同じくヒメヤママユ。

うーん。
なんだろ。

いざ大型蛾会っても、なんか撮りにくい環境ばっかだな。
1枚目は上が笹で詰まってるだけでなく、表側(つまり写真左側すぐ)には水銀灯の支柱とフェンスがあるせいでライティングどころかカメラ差し込めないし、2枚目の方は下草にぶら下がる姿勢なもんで表側から撮ろうと思うとアスファルトに埋まる以外無理だし。

もっと数見なきゃだー…。


ところで、今暫定でFとZのダブルマウント運用なんだが、どこか良い落ち着き先ないかなあ。

なんかあの技術をこっちのジャンルにもくれたら撮影環境激変するのにってのは多いんだが、どこもニッチな撮影ジャンルに目を向ける余裕ないのかねえ。
マウント変更はユーザーにとっては負担大きいし、シャッターチャンスは待ってくれないんだからシステムとして完成してる物をちゃんと使いたいんだがなあ。

(追記)
Z6IIでちょっと気になる噂が2つ3つ出ていて、もし本当ならZ7II導入の線が僕の中で完全に消える。Z6II固有の事象の可能性もあるけれど、これから先も機種ごとにそう言う事が起こるのであれば末端のユーザーとしては対応しきれなくなってしまう。
ただのアンチのデマなら良いんだけど(時間の無駄だから良くはないけど)、そうじゃなかったら益々今の流れにとって逆風な感じでよろしくない…かなあ。

今のところ良い乗り換えたい先が無いから余計にアレだけど、フィールド勢のみんなは割と既存のシステムで満足してたりすんのかね。自然撮ってたらあのメーカーのアレ欲しいとか、このメーカーのコレ欲しいとか、あの技術使いたい、こうカスタムしたいとか結構あると思うんだけども。
流石にカメラ3台も4台も持って、マウントまで跨がってたらその分のライティングも持ってとかになって、フィールドなんて歩けなくなってしまうんだが…。

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