なんか虫の写真色々撮ってて思うのだが、現行の撮影システムってそもそも虫に向いてないよなって思う今日この頃。
大体が虫に対して口径デカすぎて撮りづらいというか。

写真的にも特に大体行動パターンや仕草が決まって来るような虫は、これ一体何のために撮ってるんだ…?と言う気分になり。(※自分自身が見返したり記録のため…が殆ど)
出来る事なら、我が地域でも見られるような、ドが付くほどの普通種で、拘りに拘って撮られた写真とかもっとたくさん見たい。

虫の場合一度その虫のターンになると1週間~10日程度はずっと同じモノばかり(そしてうちの地域の場合はひたすら同じ角度で)見続ける事になって、新鮮味が削られるってのもいけないのだとは思うが。

(※もうかれこれ10年近く前の写真だが、福島県いわき市のおばちゃんが撮った(多分)オオカマキリの写真が、カマキリの行動的にも、被写体を取り巻く環境的にも、そしてフレーミング、絞りの選択、光線状態…と何を取っても完璧過ぎて未だに好きな写真の1枚として覚えている。特別な被写体じゃなくても、誰かの記憶に強烈に残り続けるような、そんな写真を僕も撮りたいもんだ。)

まあ何の話だかすぐわからなくなるのはこのブログの常ではあるが、何とか軌道修正していこう…。

と言うワケで今回は小細工と言うか、撮影側で無理やり気分を変えるいつものしょうもないやつ。
いい加減もう使う事無いかなと封印していた機材をゴソゴソ引っ張り出して試運転。

Z7 + FTZ + AF-P18-55 + 魚露目8号.(クロップ)

何気にZ7で使うの初めてな気がするので、ちゃんと機能するのかチェック。
意外にもAFがすんなり合いそうなので、フユシャクの複眼にギッチギチにピント合わせるとかじゃなければいけるかな。

クロスジフユたち。

ナカオビアキナミシャクと違って、クロスジフユは発生直後と思しき連中は葉の上とかで割とぼーっとしているが、大量に見かけるなーと思った翌日とかその辺りには一瞬葉の上からは姿を消す事が多い気がしている。

日中飛ぶ蛾だとは言われているものの、夜でも単純に雌を求めて空中を漂っているのだと思うが。
(現に上を見上げると上空をへろへろと漂っているクロスジフユらしきものが目に留まる)

なおAF-P18-55を魚露目のマスターレンズにすると、背景部分の中央がボケて、周辺がピント合うと言う割と気持ち悪い事になるが、夜間ではそこまで影響がないので気にしない事にしている。
Fマウントで使える魚露目のマスターとなり得るレンズは今となっては入手難易度が高かったりするし。

折角Nikon機なら…と思うマスターレンズ候補はあるにはあるのだが、魚露目のためだけに2万ぐらい出して実験するかと言われると、マスターレンズ単独の用途が思い付かないのでずっと保留している。

まあいいや。

なんかデカめの双翅目。
何者かは全く知らない。

ナカオビアキナミシャク。

いやー…

レンズ変えて無理やり気分変えても、所詮いつものはいつものじゃない…?
完全に盛り上がりに欠ける。

いつもの個体。
胸の下には…うんk…

ちなみに汚いからあえて言わなかったが、26日に貼った分が”最中”である。

やめよう…

でもなあ。
毎日ナカオビアキナミシャクとクロスジフユの雄と、サトがいつまで生きてるか生存確認写真貼り続けるのもしょうもなすぎるとは思うので、なんか考え…

ても無いんだよなあこれが(笑)
困った。

(※一応、いつも貼ってる面々以外の虫ってなると、この時期の夜ではゴミムシの類とキマワリの類はまだ見かけるんだが、あいつらはあいつら用の撮影機材用意しないとイマイチな結果になるので敬遠してる…)


昨日フォトヨドバシにZ6IIのレビュー来てたね。

http://photo.yodobashi.com/nikon/camera/z6_2/

Zユーザーの僕的には今更これ見て語る事そんなないが、直線的な動きで所詮そんな超高速で翔べないカモとは言え追従する際の角速度で言えばまあまあ早い物を、300/4PF+TC-14EIIIとか言う近接~無限遠までのAF移動に1秒ちょいかかるレンズでよく撮るなあ感は無きにしも非ず。D500云々関係なくね…?


いや、どうだろ…。


近場に試せるような場所が某動物園ぐらいしか思いつかないのがアレだが、Z7でもカモを斜めから狙うぐらいなら普通にいける気がせんでもない。

2 Comments on “思い付かず”

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