にわかちゃんのロケ撮影お手伝いの帰り道、某道寄れるルートやんって事で見てきた。

ちょっと前に観光ポスター用の撮影で行ったとか言ってたK氏に「あそこ全部LEDになったで」って聞いて絶望してたんだが、マジだった。上の何本かがどうなってるか見てないけど。

カジュアルに蛾を見に行くには割と都合がいい場所(今年は初だが)だったのに、最早この場所に来る意味などフユシャク以外に無いのでは…。
あとなんか滅茶苦茶パワーのある街灯になったせいで、遊歩道がアホみたいに明るくて、こんな時期でも一般の人がめっちゃ増えた印象。今後動きやすい時代が来てもここに来る事はもうあんまり無いんだろうなあと思うとちょっと寂しい。そして厳しい。

まあそれは置いといて、件のフユシャクを探す。

場所的に桜由来のモノは多く見られる地域…と言う印象があるが、クヌギコナラがホストとなるようなモノ…となると意外と見かけないような。特にフユシャクがよくいる手すりの崖下側には殆ど生えてなかったはずで、案の定クロスジフユが全く見つからない。

まあなんか陸の孤島に比べて滅茶苦茶暖かかったので、この辺りのクロスジフユはもう少し後なのかも知れんけど、ちょっと前にメモ書き程度した秋の冬尺()はなんとなーくいなさそう。

また12月に別種でチャレンジですかね。(昆虫エクスプローラさん見てると11月下旬から1月上旬まで東大阪で出てるようなので、この場所ならもう早ければ来週末~3週目辺りの週末にでも行けば良さそうかな…?)

ってなワケで今日は柵についてた細々した面々を。

どこにでもいるアオカメ。

なんかよくわからない幼虫らしき物体。
動き方が、文字で表現するのがハードル高いのだが、とにかく得も言われぬ動きしていた。

アオバハゴロモ。

中間地点の便所の天井付近にいてたよくわからないヤガ。初見。

サイズ感はフクラスズメのそれ。
ツキワクチバとかなのかなー。

例の図鑑を適当にバラバラ見ていると、ヤガ科と言うか、主に○○クチバの類にはまだまだ未見の大型蛾がそこそこいる印象なんだけど、一体どこで生息しとるんかねえ。

まあそれは置いといて、街灯が全てLED化してたせいだと思うんだけど、普段大して蛾がいない便所はニトベさんが沢山とコイツと、カバエダシャクと言う、うちの辺りから思うと割と贅沢なラインナップだった。

なんか知らんシャクガ。

サイズ感とか柵の上でぼーっとしてる所とか、遠目には完全にフユシャクだと思ったんだが近付いたら違った…

ミドリアキナミシャク…とかかねえ。

こっちもなんかわからんやつ。

奥が完全に崖下なのでこれ以上頑張れなかったが、面白い(?)のはコレ、雄がもう息絶えてそうだったのと、そこに産もうとしてるよね…?ってのと。

うん。

うん。

なんか、見たいもん全然見させてもらえない年だな。

流石にココ来て秋のフユシャクダメならもう年末まで虚無の収穫続けるしかなさそう。

それにしても某駅が終わり、この道も終わり…となった今、蛾屋見習いはどこで活動すりゃええんじゃ。
いつかこんな時代が来るだろうとは思って灯火に頼らない探索も色々試してみたけどやっぱりだいぶハードル高かったし、ライトも焚けない雑魚は死に絶えるしかないのかも知れない。


ところでD880だかに本当にIBVR付くならZoom Micro Nikkor返り咲くのでは…?AF遅い煩いは変わらずネックだけど、欠点一つ削れるなら良いかも知れん。

Z7からZ7iiへの乗り換えよりも、D850をD880に更新する方が魅力的に見えてきた。

まあAi AFレンズがZでAF効く方が嬉しいんで、そっち出してくれとは思うんだがな。テックアートからTZM-01出るっぽいし、あんな感じの繰り出しによるAFでも全然良いので…。

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