冬も深まり、我が地域ではそろそろ寒さのピークに突入です。昨年は多く見られた野鳥たちも、今年は少な目。2015年、2016年と道路開通工事の為に隣の山が1つ2つ消し飛ぶと言う事があり、その山々から逃げて来た個体が多かったのか、2016年2017年は野鳥に限らず獣も爬虫類も両生類も非常に多く見られた年でした。それからうってかわって今年の冬は例年より厳しい寒さのせいか、はたまた大移動が落ち着いたのか、両爬、獣、野鳥のいずれも見かける機会がめっきり減りました。だいぶ寂しい感じです。ジョウビタキやトンビ等、ちょっとした山の麓なら多く見られるような鳥も、今年は出会うまでに随分時間がかかってしまった感じです。

一方、我が家の飼育部屋は相変わらずぬくぬくと暖かい設定にしているので、電気代がかさんで大変。12月1月はもう電気代だけで5万位です。爬虫類の面々は相変わらずですが、黒いシンジュサンの後続は産まれて来ず。前回の個体は雌だったので、雌が出ると言う事は温度環境的にはシーズン末期と勘違いして出て来た…と言う結論で良いのかなーと思っているんですが、どうなんでしょうね。暖かい季節になったらどんどん出て来てくれると良いんですが。

蛾と言えば、昨年の秋から近くの墓地の周りにある白壁に産み付けられた卵が気になっています。

灯火のすぐ下の壁なので、何らかの蛾だとは思うのですが、何でしょうか。大きさはシンジュサンの卵よりは一回り二回り位は大きそうです。ご存知の方がおられましたら教えて頂けると幸いです。まあ卵採って来て育てたらわかる事かも知れませんが、何分白壁に産み落とされているので食草が全く分からんと言うのが困りもの。

 

ところで、以前から生物写真の方々のカバンの中身が見てみたくて仕方が無いんですが、幅広く生物撮ってる人達は機材どうしてるんですかね。最近コンパクトで軽量なOM-Dが流行ってるみたいと言う話は前にちょっとしましたが、鳥のようなレスポンス性要求される場面で使えるのか、とか、夜間の林内とかで動体追えるのかとかそう言った辺りは気になる所です。
僕はと言うと相変わらずNikon Fマウントのボディ2台+Laowa15mm、標準単焦点、等倍マクロ、等倍Over撮影用機材、水中撮影用機材、1.5kg程の望遠レンズ、ライティング機材一式、バッテリーなど諸々アクセサリーと言う構成なので、最近肩がめっちゃつらいです。なんとか減らしたいのですが、これが上手くいかず。節操もなく色んな被写体に手を出しているから…と言われるとそれまでですが、もう少し圧縮する方法を考えたいですね。特に望遠は蛇撮りで必須なので外せないんですが、これが一番大きく重く嵩張ってつらいです。ある程度画質は妥協してDXボディにAF-P三兄弟+等倍マクロとかの方が良いかも知れません。ちょっとまた機材入れ替えとか検討してみましょうかね…。

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ぜんっぜん関係ないんですが、正月早々岡山県は倉敷市に遊びに行ってきました。何かと縁のある地なので、一度は訪れてみたいなあと思っていて、たまたま機会があったのであっちこっちうろうろと。それとは別になんとなく以前から自分だけの湯飲みが欲しくて、なんかないかなーとも思っていた訳です。ここまで言うと察しの良い方はお気づきでしょうが、まだ引っ張ります。

で、萩焼とか信楽焼辺りの上品で渋い感じのが好みなので、いつかは観光を兼ねて自分の湯飲みが欲しいなあなんて。地元からそう遠くない場所には丹波立杭焼きと言う物もあって、こちらも僕好みの焼き物が多いのですが、いかんせん、こう言う一点物は出会いが全てでしてな。一目惚れして、「値段?知らんな!」ってならん限りは基本的に買わないのです。先日も滋賀県は彦根の辺りにお邪魔して、その際にちょっと湖東焼なる物を色々拝見しまして、雰囲気が好みの作品は多かったものの、「これぞ!」と言う物には出会わぬまま。で、なんか焼き物の事はすっかり忘れてたまたま立ち寄った倉敷…。そうです、備前焼です。いやー、はっきり言って、現地に着くまで存在忘れてました。引き寄せられるように路地裏のやや薄暗いお店に入って、店主の話を聞きながら無造作に並べられた焼き物を眺めていると…。なんか、いつの間にか紙袋を手に持って満面の笑みで店を出てましたね。何が起こったんでしょうね。

と、そんな経緯で手に入れたモノを早速、家で「湯煮」しました。原理的な事は省略しますが、これをやると少し強度が増すようです。方法は、大き目の鍋にたっぷり水を張り、その中に焼き物を沈めます。で、水から弱火でゆっくり沸騰手前まで加熱します。ぐらぐら沸騰させちゃうと中で焼き物がカタカタと暴れて欠けちゃったりするので、弱めの火力で沸騰する手前まで、と言うのが基本のようです。沸騰手前まで来たら火を止めて自然に冷めるのを待つ。夏季や冬季は時間が読みづらいですが、なんとなくカンで。

上の写真は湯煮中の様子。屈折でずんぐりむっくりに見えるけど、まぁこれはまたいずれ撮り直しましょう。ちなみにこう言う焼き物の底には陶印と言って、窯元のサインが彫られているんですが、10年ほど前同じく倉敷観光をした亡き母が買ってきたぐい呑みの陶印と比べてみたら全く同じでした。全然意識してなかったんですが、流石親子…なんですかねえ。作風とか全然違って見えるんですが。

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