以前大阪の虫屋S氏に「水中撮影はこう言う方法もあるみたいです」と、とある動画のURLを紹介された。動画中では肝心な部分の製作方法は映されていなかったものの、その方法自体は見た所自分でも簡単に作れそうだったので試してみる事にした。
元々水中撮影可能なTG-4やハウジング等の水没させられるカメラだったら簡単にできる方法で、かつ、カメラを水没させた際の視認性の悪さと言う欠点を完全に克服できる方法だ。

具体的な制作方法はまだ実験段階なので伏せるが、地上に居ながらにして上の写真のような水面を見上げる角度の写真が撮れる、と言うのがこの方法の最大の特徴。単に水中なら自分も水に入ってしまえばいいが、冬の両生類等ではそうもいかないし、また自分のように難病を抱えている等して少しでも負担を軽くしたい向きには合っているのでは、と思っている。
なお本来なら露光調整して絵を作って行けばいいのだが、今回はテストと言う事で、Aモードで適当に撮った。

この方法の機能的制約は、これも肝心な部分に触れるので伏せるのだが、TG等と同様の方式を用いているカメラにならなんでも使える。
それこそD850等の一眼レフでも、ハウジングさえ用意できるのであれば、地上からの撮影が可能。
実際に両生類屋のU氏依頼でD850のハウジングに器具を取り付けさせて頂いたが、結果は概ね良好だった模様。改善点はあるが、十分な結果は得られたと思う。

もう少し実践データや改善データが取りたいのだが、いかんせん地元では水中の生物は大しておらず…。何か方法を検討せねば。やっぱり出来る事なら水中の生物写真が撮りたいのだがどうだろうか。

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