まあタイトル通りなんだけどもね…。

なんて言うか、1m前後の距離からハーフマクロ程度で撮れるレンズがずっと欲しかったんだけど、どこのメーカーも全然出してくれなくて。色んな手を考えていたうちの一つ…とでも言えばいいのかな。

とりあえずこのレンズが発売されたのは僕がちゃんとカメラ始めるより少し前の2008年02月02日発売…だったと思う。
Nikonで言えばD90が出る半年ほど前のレンズ。
D90が出た頃と言えばデジイチブームで、カメラが流行り出したころだけど、この頃から手振れ補正付きのレンズがどんどん当たり前になって行っていた。

…のだけれど、このレンズ、手振れ補正を積んでいない。
300mmと言う、一応望遠にあたるレンズなのに。

当時としても激安な代わりに画質が保障されない玄人向きと言う印象が拭えなかったが、ミラーレス時代に突入した今、手振れ補正無しは必ずしも欠点と言えなくなった。はず。

僕が主力にしているZ7もIBISが乗っているので、このレンズを使っても一応手振れ補正が効く事になっている。
本当ならZoomMicroNikkorこそZで運用したいのだけれども、あちらはDタイプ故にZではAFが動かないのでやむを得ない。

まあ、12Mp時代ですら画質が厳しいとか言われていたレンズを、45Mpで使ったところで使い物になるのかは何とも言えないが、中古市場で3000~8000円ぐらいのレンズだし、ちょっとしたお遊びと思って。
そしてそれがワンチャン実用であればめっけものって事でな。

てなわけで、雨天日没直前の庭とか近くとかでテスト。

とりあえず300mmの最短付近。
そのままではあんまり倍率も高くない。(0.24倍)

マクロスイッチをカチっと動かす事で、もう半歩踏み込めて、ハーフマクロ。

コントラストはそれなりに出ているけれど、分解能は見るからに足りて無さそうだ。
(圧縮状態だとわからんかもだが)

長玉なので、幾らf/5.6とは言え標準広角のハイスピードレンズよりはかなり背景ボケるのが良いね。
ボケだけで言えば中望遠ぐらいのマクロ以上。

時間帯のせいか、天候のせいか、手ごろな虫がなんもいないのでひたすら植物を撮って試す。

今回ずっとZ7で使っていたからか、正直現像していて解像は物足りねえなあと言う印象が強かった。
Z24-200や、70-200/2.8E FL+TC-17EIIのトリミングにすら及ばない感じ。

とは言えLED街灯のラベルの文字ぐらいは一応読み取れる感じではあるので、最低限記録を抑えるための物と割り切れば、これから出番は回ってきそうだとは思うが。

ただ、被写体との距離が少し開くと、途端に精度出なくなる感じがするのは気になる所。(DXクロップ)

(DXクロップ)
んー。
精度なのかそもそもの分解能不足なのかなんとも言えないが、例え止まりものでも鳥となるとちょっとしんどそうかなとは思うなどした。

と言うか、Z7に開放f/5.6のレンズで望遠域…そして雨天日没前と言う条件だからか、シングルポイントAFではピントが合わず、仕方なくd25点使っていたので、その影響もモロに出たかもしれない。

レンズと釣り合ってない気がしなくもないが、Z9ならポテンシャル発揮できるかもなあ(笑)

なお一通り見て貰えばわかる通り、IBISである程度ブレは抑えられているとは思うが、旧SIGMA70よろしく、AFによって繰り出す鏡筒がガゴゴゴゴと振動するので、若干EVF像が気持ち悪かった。
あとAFの作動音が死ぬほど煩く、70マクロとはまた一味違う騒音を楽しめる。

このAF音が、僕がメインにしている被写体に対してどれほど悪影響を及ぼすのかまだ今のところ未知数なので、この辺は追々確認していきたいと思う。
反応されるような周波数帯なら即刻クビもあり得るが…。

と言う訳で今回、数ある選択肢の中の一つを試してみたわけだけど、他の選択肢も試したいので、どっかの店に部品入荷して欲しいところ。
TCON-17xでもDMW-LT55でもどっちでもいいのでマジではよたのむ。フリマは即売ればっかで購入チャレンジすら出来ないんじゃ…。

それから趣味で欲しいと言い続けているレンズも、入荷お知らせメール設定しているにもかかわらず未だに一回も入荷が無くて困っておる。

たのむよぉ…

買わせてくれよぉ…

コイツの役割を奪うミラーレス時代のレンズが出たら中古市場も潤うと思うし、はよどっか…どこでもいい…たのむ…

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