ここのところ暑さが過剰で歩いても碌なもんがおらず、機材がただのウェイトにしかなっていなかったが、今日は久方ぶりの雨。そして時々冷たい風が吹いている。
じっとしていると残った熱気と湿った空気で耐えがたいほどだが、忘れた頃にスッと入ってくる空気がとても心地よい。
これぐらいの気温だとどうせモリアオぐらいはおるじゃろうと踏んで、いそうなあたりを適当に。
などと思っていたら早速住宅地脇の用水路の柵にでかいのが1匹。
今年は雨の量もタイミングもモリアオにはかなり良いのか、勢力拡大を試みるやつも多い気がする。
カマキリたち。
まだ撮ってて面白い頃合いでは全然ないけれど。
ミヤマ。
ムクゲコノハだっけかね。
長らく見てないとこんなのすら忘れていかん。
ってか小型のよくわからんイマイチ惹かれもしない蛾を撮るのやめてからというもの、蛾を貼るペースが異様に落ちている気がする。
ノコとコクワとおまけ。
樹液もまだまだ面白い時期ではあるけれど、段々放置トラップや樹皮の破壊が増えて来たので浅いところは夜行っても面白みあんまり無くなって来た。
ので、私有地横切らないといけない秘蔵の場所へ。(無論私有地への侵入許可は得ているが、秘蔵と言うほど良いかは微妙。)
遠目に見た時はコクワかと思ったけど…ヒラタ…?
ちっさくね…?
確かにこないだちっさいのも見たいなーとは言うたが、ヒラタはまだでかいの見たい方のやつぞ…。
そして件の木にはシロスジ(多分雌)が単独でうろうろ。
流石にペアももう見なくなってきたね。
いつもの。
久しぶりに顔見られる位置だった。
こんな位置とは言え笹の葉で片側の視界切ってるのは如何にも爬虫類って感じ。
いつもセンノキカミキリ見てる場所にはモリアオが。
なんか普通に食われてそうだな…。
今年は触ろうと思えば触れる距離の所にいっぱいいて助かる。
ヌマ。
逆にこいつら今年異様に少ないのはなんか理由あるんかなー。
そして最近またよく見かけるようになってきた神経質の塊さん。
毎夜同じ場所に現れはするので、特別脅威には思われてないのかな~。
いい写真撮ろうと思うと難しくはあるんだけど。
まあそれはそれとして、マムシの頬ってカラスの濡羽色よろしくブルー系の反射するの大変よろしいよな。原理的には皮下の油分がそうさせるんかね。脱皮までのサイクルで結構変わるし。
ここらのは茶色成分多めのが多いからちょっとあれだけど。
ラストは上陸アマガエル。
もうそんな季節なのか…と思うとほんと恐ろしい。
さていよいよ夏になってきた訳だけれど、モリアオも終わりゆく中で次は何撮って遊ぶか考えておかないとなあ。
そろそろカレハガの2化目狙いとかも始めないとかなーと言う頃合いだけれども、全くもってどこ探せばいいのかわからんのでイマイチプランが定まらぬ。